■正規軍がマヤーディーンに入る
【ロンドン:本紙(ベイルート)、AFP、ロイター】
シリア正規軍は昨日、ロシアの航空支援を受けてマヤーディーン市内西部に進行した。「シリア人権監視団」が報じたところによると、同市はシリア東部における「ダーイシュ」の最大の拠点の一つであるという。人権監視団のラーミー・アブドゥルラフマーン代表は「AFP」通信社に以下のように語った。「正規軍はロシア空軍の援助を受け、シリア砂漠の方角から進み、マヤーディーン市内に入ることができた。そして市の西側の地区において多くの建物を制圧した。」
一昨日、正規軍はロシア戦闘機からの大規模な支援により、都市から5キロ離れた地点まで進むことができた。その後、デリゾール東の郊外に位置するこの都市に進行した。
シリアの軍事筋は「AFP」に対して、軍がマヤーディーンに進入したことを確認し、「軍はデリゾール東部郊外全域に展開するべく、同地にいるダーイシュのせん滅に着手している」と明らかにした。また、今次の目標が「デリゾールの確保作戦と同時にダーイシュに致命的な打撃を与える」ことであると加え、「デリゾールの東部郊外の制圧が軍の優先事項である。特にダーイシュが治安と軍事の中心地とするマヤーディーンが優先される」と強調した。
(後略)
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( 翻訳者:高橋宗平 )
( 記事ID:43523 )