イエメン:アビヤン県とマフラ県の発電所2基への融資
2017年10月08日付 al-Hayat 紙
イエメン:アビヤン県とマフラ県の発電所2基への融資
■アビヤン県とマフラ県の電力問題解決に融資
【サナア、アデン:本紙】
イエメンのアフマド・オベイド・ビン・ダグル首相は、アビヤン県(イエメン南部)にて、30MWの発電能力を有する発電所の定礎式を執り行った。費用は政府調達で約3000万ドルとなる。同発電所はアビヤン州のデルタ地帯の全電力需要をまかなう。
ダグル首相はアビヤン州を訪問した際、同県のジンジバル市とカンファール市の再建を即時開始すべく、財務省に10億イエメンリヤル(260万ドル)の資金を調達するように命じたと発表した。この再建に必要な作業が増えるなら、費用を倍増すると約束した。
またダグル首相は「政府はアブー・バクル・フセイン知事を長とする復興運営委員会の再編の決議を取った。重要なのは、偉大なデルタと同地域の美しい都市や素晴らしい人々のための再建という作業だ。我々は、複数の開発プロジェクトの実績づくりを熱心に進めていく」と述べた。
さらにダグル首相は「我々は地方当局と州の幹部及び職員と他の地区の電力問題を解決するために努力を重ねて作業していく。また水や排水、道路といったその他の農業や行政サービスの開発プロジェクトを進めていく。さらに、ハッサーン・ダム建設の進行と綿繰り工場をフル稼動させるための解決策を見出すことに尽力する。そして、戦争によって破壊された諸機関の本部を再建し、治安機関の創設に全力で取り組む。すでに我々はこれを開始している」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:長谷川 岳志 )
( 記事ID:43533 )