エジプト:砂漠で治安部隊とテロリストが戦闘
2017年10月21日付 al-Hayat 紙

▪️軍高官を含むエジプト軍兵士が死亡

【カイロ:ムハンマド・サラーフ】

エジプト西部砂漠に位置するバハリーヤ・オアシス地方にて、警察部隊とテロリストの間での大きな戦闘が起こり、エジプト人兵士が16人以上が殺害された。死亡者には軍高官が含まれ、うち1人は准将だった。テロリストも被害を被った。ギザ県、ワーディー・ゲディード県、ファイユム県の治安部隊と軍の指導部は、 大規模な援軍を送る一方、ヘリコプターで武装勢力排除のため同地域を捜索した。

治安部隊は武装集団が首都から南西に300キロメートル以上離れた場所に拠点を築いているという情報を受け取った。その後、治安軍は19日にバハリーヤ・オアシスのテロ組織の拠点を攻撃した。この攻撃のため、特殊部隊によって強化された治安部隊が結成された。部隊が近づくと武装勢力が発砲し、16人の兵士が死亡した。死亡者には、過激派グループの情報収集を担当する国家安全保障部門の高官2人、内務省対テロ関連特殊作戦部隊の准将が含まれていた。治安軍は発砲の出所へ応戦し、武装勢力に被害を与えた。戦闘は数時間続いているため、武装勢力側の被害は不明。被害者数は暫定的なものとみられる。

バハリーヤ・オアシスは首都の南にあるギザ県内に位置するが、300キロに渡って広がる西部砂漠にも繋がっている。西部砂漠は、エジプト・リビア国境と険しい山道によって結ばれている。

(後略)

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( 翻訳者:中島羽衣 )
( 記事ID:43609 )