モントリオール:アラブアート展がモントリオールで開催される
2017年11月10日付 al-Hayat 紙
■モントリオールのフェスティバルにアラブ人芸術家らがゲストで上演
【モントリオール:本紙】
11月12日、モントリオールで「4分の3の季節」というスローガンのもと開催されている、第18回アラブ世界フェスティバルが閉幕する。このフェスティバルは音楽、ダンス、歌、舞台、劇や映画などの数十種類のショーを開き、また文化・思想シンポジウムを開催した。世界中から来たアーティストや講師が順番にパフォーマンスを行った。
最後のショーは「七つの愛の街」だ。ハリール・ジブラーンに敬意を表するもので、在モントリオール・レバノン総領事館の協力のもと行われる。ショーの監督者はアブ・ハリール・ラフマ氏だ。歌手のファーディヤ・トンブ・ハーッジ氏に加えて、二つの音楽団と50人以上のアーティストがこのショーに参加する。(彼らとの)インタビューでは、「アラブ世界の状態は「暗がりを漂っている」。音楽が誰かを動かし、人々の営みが続くことが望まれる」と言われた。
もはやこのフェスティバルは、運営当初のような個人主導、芸術的な冒険、音楽や歌のパフォーマンスに限定される西洋的なイベントではない。今日、これは芸術的な出来事であり、その演目や多様性、開催場所や観客の面でモントリオール国際フェスティバルに匹敵する祭典となった。さらにこのフェスティバルは、北アメリカ初のカナダという異国の地におけるアラブ文化と芸術の基礎となり、スピーチや声、写真、メロディー、動き、リズムを通じて対話する最も有名なアラブの芸術家達を引き付けている。西洋と東洋の芸術・文化の世界フォーラムの中で、彼らアラブの芸術家と接することは不可能なのだ。
【後略】
( 翻訳者:横溝佳那子 )
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