■トルコが「ダーイシュ」に属している容疑で111人を逮捕する
【ドバイ:本紙】
「アナドル通信社」が報じたところによると、トルコ当局は11月9日(木曜日)、首都アンカラの郊外における大規模作戦の一環として、「イスラム国」(ダーイシュ)に属すると疑われている111人のメンバーを逮捕した。
同通信社によると、当局はダーイシュに属すると疑われた245人に対する逮捕状を発行し、そのうち111人を逮捕した。一方で、作戦の一環として残りのメンバーに関する捜索は引き続き行われており、アンカラにいる1500人の警官が参加している。
治安部隊は捜査中、「ダーイシュ」を表す多くのデジタル機器や文書を押収した。
民放「CNNトルコ」によると、警察はトルコ北西部の都市ブルサで「ダーイシュ」と関連があるとして容疑者27人を逮捕した。中には複数のシリア人が含まれていた。警察は一部の容疑者の家宅捜索でダーイシュに結び付く文書や物資を押収した、と付け加えた。
昨11月8日、トルコ軍はアブドゥルハーリク・アブドゥルカーディル・アリーと呼ばれる「ダーイシュ」のメンバーを逮捕した。アナドル通信社が報じたところによると、彼は昨年、ダーイシュの思想に反対していた自身の兄弟を殺害するビデオをソーシャルメディア上に配信したことで知られていた。
公安筋によると、トルコ中央部のカイセリ県のテロ対策部隊は、アリー容疑者が非合法的にトルコ領土に侵入し、カイセリ県に到達したということを知らせる情報を背景に、作戦を実行した。
同筋によると、アリー容疑者とつながりがあるM・ユースフ、K・サービル、K・ムハンマドという名の3人も逮捕された。容疑者らはカイセリ県治安局に属するテロ対策支局に移送された。カイセリ県ではダーイシュに対する法的措置が続いている。
この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:高橋宗平 )
( 記事ID:43739 )