アラブ首長国連邦:エミレーツ航空がボーイング787-10型機を40機購入
2017年11月13日付 Al-Nahar 紙
■エミレーツが「ボーイング」の飛行機40機を151億ドルで購入
【本紙】
エミレーツ航空のアフマド・ビン・サイード・アール・マクトゥーム社長は、同社が、価格表に基づいて、151億ドルで40機のボーイング787-10型機「ドリームライナー」を購入する契約を結んだと発表した。
ドバイに本社を置くエミレーツ航空は、ボーイング777型機の最大の顧客で、同型機を165機保有しており、更に164機の発注を確定している。
ドバイ民間航空庁長官とエミレーツグループのトップを兼任するアフマド氏は、エミレーツ航空のボーイングへの注文全体で約900億ドルに上ると述べた。ボーイングは、航空機生産においてエアバスグループの最大のライバルである。
ドリームライナーの注文分の引き渡しは、2022年に始まる見込みである。エミレーツ航空は、中東における最大の運輸会社と言われている。同社は、エアバス社のスーパージャンボA-380型機の最大の顧客でもある。エミレーツは、現在A-380型機を100機保有する一方、更に46機を発注した。
アフマド氏は、「ボーイング787-10型機は、我々にとって最良の選択だという結果に達した」と述べた。また、「エミレーツ航空の発注分の引き渡しは、2022年から行われる」と付け加えた。
アフマド氏は、「これらの飛行機の一部は、我々が新型で効率的な保有機を保つため、交換作業の対象となる。一方で他の飛行機は、将来の我々の路線網を更に成長させるだろう。」と指摘した。また、「787は、777とA380型機からなる我々の保有機にとって、素晴らしい補完になると見ている。これは、我々が世界的な航空路線網を発展させる中、様々な方面に資するため、一層の柔軟性を与えるものである。」と述べた。
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( 翻訳者:石橋弘太郎 )
( 記事ID:43761 )