■私立学校の教員らがストライキへ
【本紙】
私立学校の教員らは、11月28日と29日にかけてストライキの実施を決心している。理事会がこれに係る承認をする予定だ。最近、議会は給料と等級の引き上げの義務化を可決したが、一部の学校の運営側がこれを放棄している。今次のストライキは、学校側の対応を受けた不公正に拒否を示すことが目的だ。
「中央集権性」に詳しい教育筋は、このストライキが座り込みストライキ、ないしは次のストライキの先駆けになると指摘した。さらに、マルワン・ハマード教育・高等教育大臣が設立した教育緊急委員会への依存に注意を向けた。この委員会は6等級に基づく教師の給料の増額や、生活の値上がりに対する法律上の遡及的対応を含む課題に対処することを目的としており、無計画な増額を防止し、公平な給与の増額をするために適切な方法に頼る必要性について検討していた。しかし、この委員会はサアド・ハリーリー首相が辞任を要求した後に延期していたという。
同情報筋は、私立教職員組合は今週に入り会議を多数重ねており、それは全教員の意見について協議し、木曜日の記者会見に向けた準備をするためだと明らかにした。この会見は、同組合長のルドルフ・アブードが開催する予定で、そこで同組合長が状況が徐々にエスカレートしていることを発表するという。さらに同情報筋は、教員らが公立教員のように自らの権利を擁護することには躊躇しないだろうと指摘した。
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( 翻訳者:本間倫子 )
( 記事ID:43794 )