シリア:ミクダード副外相「我々はパレスチナ問題における正義に対する信念と支持から目を背けたことはない」
2017年11月21日付 al-Watan 紙
■ミクダード副外相:我々はパレスチナ問題における正義に対する信念と支持から目を背けたことはない
【シリア:諸通信社】
ファイサル・ミクダード副外相は、今なお続くあらゆる圧力にかかわらず、シリアは一日たりともシリア人とパレスチナ人を区別したことはなく、またパレスチナ問題の公正さに対する信念と支持を絶やしたことはないと強調した。
ミクダード副外相は昨日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のピエール・クレヘンビュール事務局長とその随行団と会談した。
通信社『SANA』の報道によると、ピエール事務局長は、UNRWAがここ数十年間のシリアと同機関との協力関係、シリアが尽くしてきた努力、また危機的状況にもかかわらずシリアが今なおパレスチナ難民にサービスを提供し便宜を図るために尽力していることを評価していると明らかにした。さらに、双方の協力を継続し強化する意思がUNRWAにあることを強調した。
一方、ミクダード副外相は、UNRWAがパレスチナ難民と関わる唯一の組織であるが故に、同機関を抹消しようとする試みがあるところ、シリアのUNRWAへの支持を表明した。イスラエルの占領者とその支持者を筆頭とする一部の主体が、帰還権を含むパレスチナ難民の公正な権利を抹消しようと努力しているところ、これを欺くことも盛り込んで支持するという。
さらにミクダード副外相は、パレスチナ人がシリアのどこにいようと、難民キャンプの中にいようと、外にいようともシリア人の同胞と同じように、彼らの苦しみを取り去るために最大限努力していると強調した。またシリアは、一度もシリア人とパレスチナ人を区別したことはなく、今なお晒されている全ての圧力にもかかわらず、パレスチナ問題における公正さへの信念と支援を絶やしたことは無く、双方が継続的な協力に合意したと指摘した。
(後略)
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( 翻訳者:中島羽衣 )
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