サウジアラビア:「文化・情報省」は映画館の営業許可の発行に合意
2017年12月11日付 al-Hayat 紙

■サウジアラビア:「文化・情報省」は映画館の営業許可の発行に合意した

【リヤド:本紙】

視聴覚メディア一般委員会(GCAM)の役員会は11日月曜日の会議にて、国内で映画館の開業を希望する者に許可証を発行することに合意した。会議の議長は文化・情報省のアッワード・ビン・サーリフ・アッワード大臣が務めた。

許可証の交付は、90日以内に公共空間における映画の上映の条例に関する諸規約の準備を終えたのち始まる予定だ。

文化・情報省は報道声明の中で、「GCAMは国内で映画館を開業するのに必要な手続きの手順の準備を、この分野のまとめ役として始める」と述べた。加えて、「上映される映画の内容は国内の情報政策の基準に沿った検閲に従う」と述べ、「映画の上映は、国内で順守される価値観や方針に沿って行われる。シャリーアの法規に反せず、国内の倫理観への配慮がされる豊富な内容を提供するようなやり方で映画が上映される」と強調した。

また、同省は以下のことを明らかにした。「同省は、様々な活動や催しを支援する枠組みの中で、同省の作業を推進していくつもりだ。この措置が、文化・情報分野の全体的な経済成長を通じた経済の多様化と成長の促進に繋がることを望む。またこの措置が、サウジアラビア人にとって新しい諸々の分野で就労機会を増やし、新しい技能を獲得するために彼らが教育と訓練を受けられることに繋がることを望んでいる」。

【後略】

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( 翻訳者:横溝佳那子 )
( 記事ID:43942 )