■ムスリム同胞団がカタルの資金援助によって『自由シリア軍』兵士の訓練を計画
【諸通信社】諸通信社
カイロは、ムハンマド・モルシ元大統領がムスリム同胞団の計画に関与していたと明らかにした。この計画は、カタルがシリアの『自由シリア軍』を支援し、エジプトが同派の兵士の訓練を行うものだという。
『RT』のウェブサイトは、エジプトのアブドゥルメネイム・トラス軍事担当大統領補佐官とカイロで行った会談の際の同士の言として以下を報じた。「エジプト軍指導部、アブドゥルファッターフ・シーシー国防相(現大統領)、軍事評議会がモルシ氏と6回にわたり会談し、シリア情勢安定化のための戦略ビジョンを彼に提示した。しかし6月26日まで彼から返答はなかった。ただムスリム同胞団の国際組織がカタルにて会合を開いた。そしてドーハが『自由シリア軍』に資金を提供し、エジプトにて同派の兵士の訓練が行われることが決まったと述べただけだった」。
また同補佐官は以下の旨明らかにした。「国が前進し危機から脱却するために、軍部はあらゆる形でモルシの成功を後押ししていたが、大統領府と軍部の間では対立があった。その最たるはシナイ半島にパレスチナ人12000人を定住させるという計画だった」。
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( 翻訳者:中島羽衣 )
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