ビナリ・ユルドゥルム首相は、3月に入札が行われた太陽光YEKA(再生可能エネルギー資源領域)を落札したカルヨンと、韓国のハンファグループのHQCL(ハンファ・Qセルズ)社が建設予定の太陽光パネル工場と研究開発センターに5億ドルの投資を行うことを発表し、韓国企業がトルコでの大規模プロジェクトにさらに多くの参入する意欲があると述べた。
カルヨンとハンファグループは3月に、コンヤ県カラプナルに建設予定の1000メガワット出力の太陽光発電所、発電所で使われる太陽光パネルの生産工場、そして研究開発センターを含めた案件を落札した。
設立が予定される工場と研究開発センターへ5億ドルを投資することを明かしたビナリ・ユルドゥルム首相は、起工式典で今月行った韓国訪問に言及し、「グローバル展開する韓国企業がトルコでより多くの大規模プロジェクトに参入を望んでいることが良く分かった」と述べた。
ユルドゥルム首相は、トルコのエネルギー生産能力の32%が再生可能エネルギー資源によって提供されており、短中期的にこの割合を45%にまで上昇させるつもりであると述べた。
ユルドゥルム首相の説明によれば、工場は12か月後に竣工し、研究開発センターを含めて1,000人の雇用が見込まれている。
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( 翻訳者:山村 弥 )
( 記事ID:44003 )