米土ヴィザ問題解消、トルコ向けカリブ海クルーズ運営会社に笑顔
2018年01月07日付 Hurriyet 紙


米国との間で生じていたビザ問題が解決されたことで、米国旅行を扱っている企業がホっと一息ついた。

世界の大手クルーズ旅行会社の一つであり米国に本社を置くロイヤル・カリビアンのトルコ渉外マーケティングディレクターであるジハンギル・ジャヌユルマズ氏は、ビザ問題の解決は、トルコの観光業者を大いに喜ばせたと話す。例えばマイアミ発のカリブ海ツアーに、2016年はトルコから3500名が参加しており、2017年にはこの数は4200人にも上ったと話すジャヌユルマズ氏は、「しかし、ビザ問題以降そうした要望が一瞬で消え、ビザ問題が起こる前の予約も何件かキャンセルせざるを得なかった。もし問題が継続したとしたら昨年の旅行者数の8割を失うところだった」と述べた。

■価格的なアドバンテージ

2018年は、マイアミ発クルーズツアーにトルコから6000名の参加者を送りだすことが目標だと強調するジャヌユルマズ氏は、「およそ2年前、トルコ航空のマイアミ直行便が開通したことは、トルコ航空にとってもロイヤル・カリビアンにとっても非常に有利に働いた。この便のおかげでトルコ人観光客のマイアミへの興味が非常に増大した。そして日に日に要望が増えていったと断言できる。ロイヤル・カリビアンにとってトルコ人観光客は非常に大事であり、当社にとってもビザ問題を乗り越えたことはかなり重要。トルコ人観光客はに我々が提供するツアーは大変好評だ。また、価格も影響している。世界最高の船を揃え、かつ適切な価格で5つ星旅行を提供している。つまり、国内のホテルで休暇を過ごすためにかけていたのと同じ価格で、国外で休暇を過ごせる機会を提供している。現在、航空券込みの1,000~1,800ユーロで1週間マイアミ~カリブ~バハマを巡るツアーを販売している。旅行者にとってものすごくお得だ」と話した。

■休暇とショッピング

カリブ海ツアープログラムでは、イスタンブルからマイアミまで直行便で行けると話すジハンギル・ジャヌユルマズ氏は、「マイアミでは最高級ホテルで一泊します。ツアー参加者はカリブ海を観光して、ナッソー、セントトーマス、セントマーティンといった島々を巡り、そして、マイアミでは世界で最も有名なアウトレットモールであるソーグラス・ミルズ・モールでお得にショッピングをすることができます」と話した。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:44112 )