エジプト:本日、新内閣改造。議会の緊急会議が開催、一変更は限定的と予想
2018年01月14日付 Al-Ahram 紙
■本日、新内閣改造。議会の緊急会議が開催、一変更は限定的と予想。
【サハル・ザフラン、アハマド・アーメル:本紙】
今日(1月14日)の正午、アリー・アブドゥルアール代議院議長の召集のもと、代議員は緊急の本会議を開く。シェリーフ・イスマイール政府の内閣改造実施にかかる共和国大統領令に投票するためだ。
高等情報筋が「本紙」に述べたところによると、この改造案は三つから五つの大臣ポストを含んでおり、シェリーフ・イスマイール首相はこれに含まれないという。
同情報筋によると、首相の続投の背景にはいくつかの理由があるという。最も重要な理由は、新政府が代議院にプログラムを提出する時間がないことだ。そのため憲法第147条に沿って修正が施されるという。憲法第147条にある段落では、首相との協議を伴う共和国大統領による内閣改造実施の優先権が規定されている。この協議と実施は、議席数の3分の1を下回らない数の出席議員による絶対多数の投票を以て議会が合意した後に行われる。今回の新内閣は第4次イスマイール内閣となる。彼は、2015年9月に首相に就任し、2016年3月に第1回内閣改造を行い、10名の大臣を変更した。その後、同年9月に供給・貿易相のポストを変更、2017年2月には第3回内閣改造を実施し、九つのポストを変更した。
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( 翻訳者:吉村 有加 )
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