■カタールの複数の戦闘機がUAEの民間機を妨害
【ドバイ:本紙、AFP】
アラブ首長国連邦民間航空総局(UAE GCAA) は昨日、2機目の民間航空機がマナマの国際バハレーン空港への着陸段階に入ったところ、カタールの複数の戦闘機がこれを妨害したと報じた。民間機は定期便で、フライトスケジュールは組まれていた。航路は既知の通常ルート、この定期便の運航に際して必要な認可は受けており、国際的な承認を得ていたという。今般の妨害は、民間機の安全に対する度重なる脅迫と国際条約及び国際法への明白な違反が繰り返されている中で起こったという。
UAE GCAAは今日、「マナマへの定期運航中のUAEの民間機が、通常ルートを旋回していたところ、カタールの複数の戦闘機が、これを妨害した。戦闘機はパイロットを脅迫し、民間航空機の安全を危険に晒し、国際条約及び国際法に明白に違反した」と発表した。
これに加えてUAE GCAAは「定期便のフライトスケジュールは組まれており、航路は既存のものだ。定期便の運航に必要な認可は全て受けており、国際的な承認を得ている」と述べ、「UAEはこうした航空の安全に対する脅威を拒否する。民間航空機の安全の保証に必要なあらゆる法的措置を取る」と強調した。
UAE GCAAは今日出された他の声明にて「今回の事件は、国際条約と民間航空機の安全に対する危険かつ繰り返し行われている違反と同質のものだ」と述べ、「国際民間航空機関(ICAO)やその他関係機関が用意している法的選択肢を検討している」と強調した。
『ロイター通信社』はカタール外務省の責任筋がカタールの複数の戦闘機がUAEの民間機を妨害したことを否定したと報じた。
(後略)
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( 翻訳者:長谷川岳志 )
( 記事ID:44160 )