CHP党首選に敗れたインジェ氏、敗者の弁
2018年02月04日付 Milliyet 紙


 共和人民党(CHP)の党大会で、党首選に敗れたヤロヴァ県選出の国会議員ムハッレム・インジェ氏は「温情で、私へいわゆる『重複署名』分を引き渡した人は、署名を回してくれたものは、署名を得ていた291名の代表投票者の票を獲得できなかった。自分の党の議員から署名を得ていながら、票を獲得できないようで、国民からどのようにして票を獲得するのか?」と述べた。 

 CHPの第36回通常大会で、昨日行われた選挙でCHP党首ケマル・クルチダオール氏が790票を得て再選された。対抗馬のヤロヴァ県選出の国会議員、ムハッレム・インジェ氏は、447票に留まった。このプロセスでは、党大会初日に、『重複署名』問題が発生し、ムハッレム・インジェ氏は、選挙結果と『重複署名』の議論に関し、Twitterアカウントで以下のように述べた。

「温情で、私へいわゆる『重複署名』分を引き渡したのに、署名を得ていた291名の代表投票者の票を獲得できなかった。自分の党の党員から署名を得ていながら、投票時にはそれが票にならないとしたら、国民からどのようにして票を獲得するのか? 立候補に必要な127名分の署名を獲得できないでいた私を立候補させてやろうと、49名の署名を与えてやろうと言われた私が、447票を獲得した。党を支配している恐怖政治で、あなた方はトルコに自由をもたらすのか? 我々は、町に、組織に、心に存在する。そのための私たちの正義の闘いは続く。」

■「重複署名」議論 

 昨日の選挙で「署名議論」が起こった。インジェ氏へ署名した2つの代表団の署名が撤回され、49人分に関しては重複して署名したと言われている。ムハッレム氏はこの主張が虚偽だとしたが、クルチダオール氏は評議会へ申請書を提出し、49名の『重複署名』分をムハッレム・インジェ氏へ引き渡すことを提案した。インジェ氏は、「そのようなことは認めない」と述べていた。

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( 翻訳者:甲斐さゆみ )
( 記事ID:44310 )