エジプト水資源消費を指導する国民キャンペーンが始動
2018年02月15日付 Al-Ahram 紙
■節水と課題への対応を啓発する国民キャンペーン
【カイロ:ムハンマド・アブドゥル・シャーフィー、イスラーム・アフマド・ファラハート】
ムハンマド・アブドゥル・アーティー水資源・灌漑相は、各省と関係諸機関に対し、水不足と水質の低下に対応し、成長に係る全ての水需要に応えるために、水資源省との調整を増やし、協力を推進するよう要求した。また同相は、水と灌漑に関する諸法律を有効にし、これを厳格に適応する必要性を強調した。これらの発言は、中央政府の各部門・機構・管理局の指導部による昨日の会合での発言だ。
一方、青年・スポーツ省は、水資源・灌漑省と協賛し、ゲズィーラ島にある民間教育センターにおいて、節水と水資源の保全を啓発する国民キャンペーンを開始した。また、青年・スポーツ省のムハンマド・ハッシャーブ行政担当官は、同省が、節水と汚染や浪費から水資源を保全する啓発をするために、青年たちに働きかけることを求めていると強調した。
ラジャブ・アブドゥル・アズィーム水資源・灌漑省事務次官は、国民キャンペーンは主に、水資源の超過使用者と、灌漑網と排水網に関する法律と規則に違反している者に対する広報メッセージの発信を目的としていると言及した。
ヒシャーム・サービル水利広報中央局長は、エジプトの水資源、特にその96%を占めるナイル川の重要性を強調した。
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( 翻訳者:新千尋 )
( 記事ID:44377 )