◾「シリア民主軍」が「定住」を目標にラッカの収拾を続け、「内部」組織と連携....国連は6万1千人がラッカへ帰還と発表。
【本紙:諸通信社]
国連は6万人以上の民間人が、アメリカが主導する有志連合によって破壊されたラッカ市街に帰還したと発表した。その一方でシリア民主軍は、自派の諸計画とアメリカが支援する諸計画を実行し続けている。後者の計画は、「再建」という名目で、ダマスカスと調整しない国際機関と協力し、ラッカの再整備を行う計画だ。
シリア民主軍は昨年10月20日にラッカを制圧し、これに先立ちダーイシュがデリ・ゾール県の方面に向けてラッカから撤退することに同派と合意したと表明した。当時、2014年にダーイシュがラッカを占拠して以降、ラッカの人口の公式統計は欠落していた。
また反体制派のウェブサイトによると、国連人道問題調整事務所は、昨年10月に「戦闘行為」が終了して以来、約6万1千人の民間人がラッカに帰還したと発表したという。また、これらのサイトによれば国連は、帰還中に569名が即席爆発装置で負傷し、1週間で平均50件に及ぶ爆発が発生したことを確認したという。
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( 翻訳者:中島羽衣 )
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