ブルガリア入国車列、10キロの渋滞
2018年02月25日付 Milliyet 紙


ヨーロッパに輸出品を運ぶTIR(長距離運輸用大型トレーラー)は、国境門で渋滞を引き起こしている。輸出品を運ぶ先の国々に間に合うよう出発したTIRの運転手たちは、ブルガリアが渋滞に対応できないため昨日(24日)から現在まで国境門で列をなしている。TIRの列はカプクレ国境門で22キロメートル、ハムザベイリ国境門で10キロメートルに達した。

カプクレ国境門の前では約880台、ハムザベイリ国境門の前では約400台のTIRが、出国のための手続き完了を待っている。

TIR運転手のアフメト・オズカンさんは、アナトリア通信社に行った説明で、イスタンブルからドイツに輸出品を運んでいると話した。

オズカンさんは、金曜日の夕方から今まで行列で待機していると説明し、「2日間順番を待っている。おそらく3日目も列で迎えるだろう。ブルガリア側はのんびりと仕事をしている。ブルガリアの役人は働かない。国境で我々には何の問題もない。この面倒はブルガリア側のせいだ。ブルガリア国内に入る車両のほうは列が進むそうだ。行列でトイレと食事に困っている。担当者たちがこの問題を一刻も早く解決してくれるよう望んでいる」と話した。

TIR運転手のアリ・ルザ・メティンさんも、特にこの1年TIRの行列が増えていると述べた。メティンさんは、昨日の朝10時に列に並んだと話し、「行列で最大の問題はトイレの必要性だ。私たちの望む唯一のことは、国境門を分けることだ。ハンガリーと同じように、生きた動物や引火性の荷物といった部門わけをして手続きを行うべきだ。分ければ、行列も減る」と述べた。

スィナン・ゲディクリさんも2日間列で待機していて、ディーゼル燃料の列が行列の原因になっていると述べた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:44422 )