◾︎エジプト:経済に損害を与えた罪のハサン・マーリク氏の裁判の延期
[ハヤート:本紙]
カイロ刑事裁判所は昨4月2日、エジプトでテロ組織に分類されている「ムスリム同胞団」の幹部であり、国家経済に損害をもたらした罪で告訴されているハサン・マーリク氏と他23人の裁判を4月12日に延期した。これは、真相を究明するためである。
最高検察庁は、同氏を逮捕した際の家宅捜索の間、外貨に対しエジプトポンドの価値を下げるためにアメリカドルの継続的な需要を作り上げる方法で国家経済に損害を与えるという「同胞団」の計画を含んだ組織の出版物を見つけた。この出版物には、ロシアやヨーロッパの代表団など、軍人や警察官、観光セクターの人間を狙ったテロ作戦の実行計画も含まれる。
また最高検察庁は、その他の一部被告人らの自宅から、「同胞団」がメンバーに対して集団で騒ぎを起こし、道路を寸断するよう呼びかける文書を見つけた。また他にも、様々な外貨の財政資本に加えて、世論に影響を与える方法に関する文書が発見された。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:竹内凜太朗 )
( 記事ID:44596 )