■コプト博物館、創立108周年を祝う
【ムハンマド・アブドゥルマアティー, ラナ・ジャウハル】
エジプトのコプト博物館にて、明後日4月15日より創立108周年を記念した祝典が開催される。考古省博物館局局長イルハーム・サラーフ氏が明らかにしたところでは、祝典は3日間にわたり開催される。最初の行事は、日曜の午後5時丁度に博物館の第一展示場にて「コプト美術の傑作より」という考古学展示が始まる他、ヘルワーン大学芸術教育学部との共催で「遺産からのインスピレーション」の展示も行われる。
また、コプト博物館館長のアーティフ・ジーハーン氏は、祝典の2日目(16日月曜日)には大カイロ博物館・遺跡修復部部長のマジュディー・マンスール氏による講演「コプト博物館:実績と挑戦」が行われると述べた。3日目(17日火曜日)については、教育省の人材育成プログラム対象者の学生たちに向けたワークショップが開催される予定だ。このワークショップは、粘土を使用して館内の展示品の一部の模型を作る実習訓練を学生たちに行うことを目的としている。
一方で、考古省次官兼イスラーム・コプト・ユダヤ遺跡局局長のムハンマド・アブドゥッラティーフ氏は、知恵の宮殿の名で知られるヒンダーウィー博士の宮殿が遺跡リストに登録されておらず、遺産保護法の対象ではないと発表した。
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( 翻訳者:當野恵 )
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