クルド映画監督ユルマズ・ギュネイ記念のアカデミー設立へ―ボドゥルム
2018年04月27日付 Cumhuriyet 紙


映画俳優であり監督であったユルマズ・ギュネイの名を生かし、トルコ映画の新たなスター育成のため、ユルマズ・ギュネイ・アカデミーがボドゥルムに設立されることになった。

映画俳優であり監督であっユルマズ・ギュネイの名を生かし、トルコ映画の新たなスター育成のため、ユルマズ・ギュネイ・アカデミーがボドゥルムに設立されることが決まった。同氏の助監督を何年も務めたムハメト・アルスラン氏の音頭で設立されるアカデミーの建設場所が決まった。

アカデミーの創設メンバーの一人であり、同時に設立場所の土地所有者であるボドルムの旅行業者ニハル・イムバト氏、不動産アドバイザーのズュルフィキャル・セゼル氏、アルスラン氏の映画製作者の妻エスラ・アルスラン氏は、本日、コナジュク地区クルラルにあるアカデミーの1,400㎡の借地の調査を行った。

アルスラン氏は、ユルマズ・ギュネイ氏の恩に報いることを望み、12~15のクラスを備えるアカデミーで、ユルマズ・ギュネイ氏がトルコ映画にもたらした重要性、価値、俳優として監督としての人柄についてて、講義が行われるとし、「ここでトルコ映画や演劇の職人たち、すなわち、イェシルチャム(地名。トルコの映画界をさす)の職人たちが若い優秀な学生に授業を行い、将来のユルマズ・ギュネイを育てる。私は、15歳からギュネイのそばにいました。彼がトルコ映画にもたらしたものは、残念ながら後に続かなかった、続けられなかった。だから、我々は彼がいた地点から出発する。ギュネイがの国際的な名声と、映画にもたらした普遍性を生かしたい。これは、商業的なプロジェクトではない。本件につき、ユルマズ・ギュネイ氏の妻であるファトシュ夫人とも話したが、彼女も我々に賛同し、非常に前向きだ。アカデミーの建設を可能な限り迅速にとりかかり、総工費約2百万トルコリラのプロジェクトを、1年ほどの短期間での実現することをを目標としている」と述べた。

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( 翻訳者:山根卓郎 )
( 記事ID:44717 )