シリア:ロジャヴァ支配地域各所でトルコの占領に対する抗議デモが行われる一方、ハサカ市でYPGへの強制徴用に対する抗議行動が発生、アサーイシュがこれを強制排除
2018年05月27日付 その他 紙


■米主導の有志連合のヘリコプターがハサカ県南部のシャダーディー市近郊の米軍基地からロジャヴァ支配下のハサカ中央刑務所に米軍顧問を移送(2018年5月25日)
ハサカ県では、ハーブール(5月26日付)によると、米主導の有志連合所属の軍用ヘリコプター複数機がハサカ市に飛来、グワイラーン地区上空を通過し、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が拠点として使用しているハサカ中央刑務所 ... → 記事

■米国務省長官「米国はダルアー県でのアサド政権の停戦違反に対して適切且つ断固たる措置を講じるだろう」(2018年5月25日)
米国務省のヘザー・ナウアート報道官は、シリア軍がダルアー県制圧に向けた準備が進めているとの情報に関して、「我々は、紛争を拡大し、停戦を反故とする恐れのあるいかなる行動もとらないようシリア政府に警告している」としたうえで、 ... → 記事

■ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは1件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2018年5月26日)
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(5月26日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(アレッポ県)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも5件(アレッポ県1件、ハマー県3件、ダルアー県1件)の停 ... → 記事

■シリア政府はロシアと中国に政権委員会メンバー候補名簿を回付(2018年5月26日)
外務在外居住者省の公式筋は、SANA(5月26日付)に対して、1月のロシアのソチでのシリア国民対話大会で設置合意された制憲委員会のメンバー候補名簿を、外務在外居住者省が在シリア・ロシア大使館と中国大使館に回付した述べた。 ... → 記事

■ヒムス県北部とハマー県南部で活動を続けていた反体制武装集団戦闘員数十人が投降し、放免となる(2018年5月26日)
ヒムス県では、SANA(5月26日付)によると、同県北部とハマー県南部で活動していた反体制武装集団戦闘員のうち、同地からの退去を拒否した戦闘員の免罪手続きが行われ、戦闘員数十人が武器を引き渡し、放免となった。 ... → 記事

■ロジャヴァによる強制徴用に対する抗議デモがハサカ市で発生(2018年5月26日)
ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)、ハーブール(5月26日付)、SANA(5月26日付)などによると、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)が分割統治(共同統治)するハサカ県のグワイラー ... → 記事

■ロジャヴァが実効支配するハサカ県、アレッポ県、ラッカ県各所でトルコの侵攻、占領、住民の強制移住に反対する抗議デモが行われ、各会場に多数の住民が集まる(2018年5月26日)
ANHA(5月26日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のハサカ県、アレッポ県、ラッカ県各所で、トルコの侵攻、占領、住民の強制移住に反対する抗議デモが行われ、各会場には住民数百人から数千人が集ま ... → 記事

■トルコの実質占領下にあるバーブ市(アレッポ県)で住民とスルターン・ムラード師団に所属するヒムス県出身の戦闘員が衝突(2018年5月26日)
アレッポ県では、ANHA(5月26日付)によると、トルコの実質占領下にあるバーブ市で、トルコ軍の支援を受けるスルターン・ムラード師団に所属するヒムス県出身の戦闘員が住民(タムルー家)と衝突した。 この衝突で双方に負傷者が ... → 記事

■ダルアー市でシャーム解放委員会が主導する「堅固な建造物」作戦司令室とシリア軍が交戦するなか、ダルアー県とクナイトラ県の武装集団が新組織「救済軍」を結成(2018年5月26日)
ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、シャーム解放委員会が主導する「堅固な建造物」作戦司令室に所属するスンナ聖戦軍団が、ダルアー市内の国立病院近くでシリア軍の拠点を砲撃した。 一方、シリア人権監 ... → 記事

■ロシア軍憲兵隊がダマスカス郊外県ビビーラー市内の空き家で窃盗・略奪を行うシリア軍兵士を取り抑えた写真がSNSで拡散(2018年5月26日)
ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)は、ロシア軍憲兵隊が、ダマスカス郊外県ビビーラー市の空き家で窃盗・略奪を行っていたシリア軍兵士複数人を取り抑えた瞬間を捉えたとされる写真を、複数の活動家がSNSを通じて拡散していると ... → 記事

■米・トルコは米軍などが駐留するロジャヴァ支配下のマンビジュ市の治安と安定を確保するための行程の概要を確定(2018年5月26日)
トルコ外務省と在アンカラ米国大使館は共同声明を出し、米・トルコ両国が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャバ)の支配下にあるアレッポ県東部(ユーフラテス川西岸)にある「マンビジュ市の治安と安定を確保するための協力にかかる ... → 記事

■レバノンのバースィール外務大臣は法律第10号に関して「一部の難民の帰還しかもたらさない」との懸念をムアッリム副首相兼外務在外居住者大臣と国連のグテーレス事務総長に書簡で伝える(2018年5月26日)
レバノンのジュブラーン・バースィール外務大臣(自由国民潮流)は、3年半ばに施行された法律第10号に関して、シリアのワリード・ムアッリム副首相兼外務在外居住者大臣および国連のアントニオ・グテーレス事務総長に、「レバノンは、 ... → 記事

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CMEPS-J

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( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:44838 )