シリア:シリア南部の反体制派支配地域の処遇をめぐるロシア、米、ヨルダン、イランの合意にイスラエルが反発する一方、イランはシリア北部(ロジャヴァ支配地域やラタキア県北部)でのロシアとトルコの取引に疑義
2018年06月03日付 その他 紙
■米主導の有志連合がハサカ県南東部を爆撃し、住民10人あまりが死亡(2018年6月1日)
ハサカ県では、SANA(6月2日付)、シリア人権監視団などが地元住民の話として伝えたによると、米主導の有志連合がシャッダーディー市南東部のズィーブ・ハッダージュ村を爆撃した。 これにより、SANAによると住民8人(一家8 ...
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■ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは2件の停戦違反を、トルコ側は1件の違反を確認(2018年6月2日)
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(6月2日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(ラタキア県)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも1件(ダルアー県)の停戦違反を確認したという。
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■ラッカ市内でオートバイに乗った何者かが住民に向けて手榴弾を投げつける(2018年6月2日)
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■レバノンのアルサール村長「シリア難民約3,000人が西カラムーン地方への帰国を希望している」(2018年6月2日)
レバノンのベカーア県バアルベック・ヘルメル郡アルサール村のバースィル・フジャイリー村長は『ハヤート』(6月3日付)に対して、同地の難民キャンプに身を寄せているシリア人約3,000人が、ダマスカス郊外県西カラムーン地方の自 ...
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■ムアッリム副首相兼外務在外居住者大臣は米国を含む違法な外国部隊とテロからシリア全土を解放するとの決意を表明するとともに、イラン軍の存在を否定、法律第10号における猶予期間を1ヶ月から1年に延長したことを明らかにする(2018年6月2日)
ワリード・ムアッリム副首相兼外務在外居住者大臣は、首都ダマスカスの外務在外居住者省で記者会見を開き、シリア全土をテロおよび外国の部隊から完全解放するとの決意を表明した。 SANA(6月2日付)が伝えた。 ...
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■シリア南部の反体制派支配地域の処遇をめぐるロシア、米、ヨルダン、イランの合意にイスラエルが反発する一方、イランはシリア北部(ロジャヴァ支配地域やラタキア県北部)でのロシアとトルコの取引に疑義(2018年6月2日)
『ハヤート』(6月3日付)は、シリア南部(ダルアー県、クナイトラ県)の反体制武装集団支配地域の処遇をめぐるロシア、英国、ヨルダン、そしてイスラエルの折衝にイランが前向きな姿勢を示すなか、アレッポ県タッル・リフアト市一帯の ...
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■祖国解放運動(自由シリア軍)幹部は米国によるシャーム解放委員会のテロ組織指定に異議を唱える(2018年6月2日)
祖国解放運動(自由シリア軍)の司令官を務めるファーティフ・ハッスーン大佐は、米国務省がシャーム解放委員会をシャームの民のヌスラ戦線(イラク・アル=カーイダ)の別名として外国テロ組織(FTO)、特別指定グローバルテロ組織( ...
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■新興のアル=カーイダ系組織がラタキア県北部のシリア軍拠点を攻撃(2018年6月2日)
ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月2日付)によると、自由人軍が県北部のアルド・ワター村にあるシリア軍拠点を奇襲した。 ドゥラル・シャーミーヤ(6月3日付)によると、この攻撃は新興のアル=カーイダ系組織フッラース ...
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■シリア政府に近い野党・反体制派の使節団がロジャヴァ懐柔に向けてカーミシュリー市を訪問(2018年6月2日)
ハサカ県では、AFP(6月2日付)によると、シリア政府に近い野党・反体制派の使節団が、カーミシュリー市を訪問し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)を主導する民主統一党(PYD)などのクルド民族主義組織の幹部らと会 ...
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CMEPS-J
( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:44870 )