シリア:OPCWは2017年3月にハマー県での戦闘でサリン・ガスと塩素ガスが使用された可能性が非常に高いと結論づける
2018年06月14日付 その他 紙
■ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは3件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2018年6月13日)
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(6月13日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(ラタキア県)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも3件(ハマー県)の停戦違反を確認したという。
→ 記事
■米主導の有志連合はハサカ県を爆撃し住民4人を殺害するなか、YPG主体のシリア民主軍はハサカ県、ダイル・ザウル県でダーイシュとの戦闘を続ける(2018年6月13日)
ハサカ県では、SANA(6月13日付)によると、米主導の有志連合が県南東部のハルダーン村を爆撃し、住民4人を殺害、女性1人を負傷させた。 一方、ANHA(6月13日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ) ...
→ 記事
■ダルアー県、イドリブ県でシリア軍・親政権民兵と反体制武装集団が交戦(2018年6月13日)
ダルアー県では、シリア人権監視団によると、県北西部のザムリーン村一帯で、シリア軍と反体制武装集団が交戦し、双方に人的被害が出た。 シリア軍はまた、「堅固な建造物」作戦司令室が活動を続けるダルアー市中心街の反体制武装集団支 ...
→ 記事
■アレッポ県内のトルコ実質占領地域とロジャヴァ支配地域で爆発が発生し、住民が負傷(2018年6月13日)
アレッポ県では、ANHA(6月13日付)によると、トルコの実質占領下にあるバーブ市中心街の市場で、爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発し、住民11人が負傷した。 ...
→ 記事
■ダイル・ザウル県、スワイダー県でシリア軍・親政権民兵とダーイシュが交戦(2018年6月13日)
ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がブーカマール市郊外のT2(第2石油輸送ステーション)に近い砂漠地帯にあるシリア軍、同盟部隊の拠点を再び攻撃した。 なお、ドゥラル・シャーミーヤ( ...
→ 記事
■シリアのムアッリム外務在外居住者大臣は親書でイラクにブーカマール・カーイム国境通行所再開を要請(2018年6月13日)
イラクのイブラーヒーム・ジャアファリー外務大臣は、サッターム・ジャドアーン・ダンダフ駐イラン・シリア大使と会談し、ユーフラテス川河畔のブーカマール市(ダイル・ザウル県)とイラク側のカーイム市(アンバール県)を結ぶ国境通行 ...
→ 記事
■トランプ米大統領「イランは変わった。シリアから部隊撤退を開始した」(2018年6月13日)
ドナルド・トランプ米大統領は米フォックス・ニュース(6月13日付)のインタビューに応じ、米国がイラン核合意から離脱したことを受け、イランがシリア国内に展開させていた民兵の撤退を開始したと述べる一方、シリアへのミサイル攻撃 ...
→ 記事
■クウェート外務省は拘束中のシリア人、イエメン人の強制帰国を検討中(2018年6月13日)
クウェート日刊紙『ラアユ』(6月13日付)は、クウェート外務省高官筋の話として、同国が拘束中のシリア人とイエメン人を国外退去処分にすることを検討していると伝えた。 同消息筋は『ラアユ』紙に対して「クウェート外務省は、シリ ...
→ 記事
■レバノンのハリーリー首相はロシアのプーチン大統領と会談、シリア難民帰国に向けたロシアの協力の是非について協議(2018年6月13日)
レバノンのサアド・ハリーリー首相はモスクワを訪問し、ヴラジミール・プーチン大統領と会談した。 ハリーリー首相の事務所の発表によると、会談は1時間にわたって行われ、レバノン情勢や中東地域情勢の進捗、ロシア・レバノン関係など ...
→ 記事
■シリア政府とロジャヴァの共同支配下のタッル・リフアト市の名士がトルコ側と同市の処遇をめぐって協議(2018年6月13日)
『ハヤート』(6月14日付)は、複数の消息筋の話として、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)とシリア政府の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市の処遇にかかるロシアとトルコの合意を受けて、タッル・リフアト市の ...
→ 記事
■ロシア仲介のシリア政府との停戦交渉をめぐって反体制武装集団が分裂(2018年6月13日)
ダルアー県では、『ハヤート』(6月14日付)によると、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターが、反体制武装集団の戦闘員や活動に対して、シリア政府支配下のマハッジャ村 ...
→ 記事
■ダルアー県南西部でダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が反体制武装集団と交戦(2018年6月13日)
ダルアー県では、シリア人権監視団によると、県西部でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が反体制武装集団と交戦し、武装集団側の司令官1人が死亡した。
→ 記事
■OPCWは2017年3月にハマー県での戦闘でサリン・ガスと塩素ガスが使用された可能性が非常に高いと結論づける(2018年6月13日)
化学兵器禁止機関(OPCW)は声明を出し、シリアでの化学兵器・塩素ガスの使用の是非について調査を行っている事実調査団(FFM)が、2017年3月ハマー県のラターミナ町でサリン・ガスや塩素ガスが使用された可能性が非常に高い ...
→ 記事
この記事の原文はこちら
CMEPS-J
( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:44919 )