■エジプト:障がい者に24台のオートバイを配布
【アブドゥルハーディー・タンマーム、ヒシャーム・ザキー】
アーティフ・アブドゥルハミード・カイロ県知事は、市民社会が県の行政機関が所管する民間団体を代表し、開発・社会計画の実施、また中間層の世帯や特別支援を必要とする世帯への必要な支援の提供に参画することを強調した。同氏は、ここ最近で広く、特にカイロで成長しつつある社会的役割を称賛した。カイロでは昨年度、民間団体が約1億ポンドを慈善活動と首都開発プロジェクトに供与した。
こうした民間団体の貢献の一つとして、24台のオートバイクを身障者に配布する式典がアル・アズハー・パークで執り行われた。式典にはムハンマド・アイマン・アブドゥッタッワーブ・西部地区担当副県知事、イッズッディーン・ファルガル市民団体地域連合会長、ムハンマド・サイード社会連帯局局長、また多数の民間団体の理事が出席した。
カイロ県知事は、それらの活動は行政が実施している数多くの活動の一環だと指摘した。行政による活動は、アブドゥルファッターフ・シーシー大統領が今年は特別支援が必要な人たちの年とみなして発足したイニシアチブを実施に移したものだという。また、県知事は特別支援が必要な人たちの全ての需要に応え、彼らとの協力を日常生活を自然に送れるような方法へと持っていき、彼らを社会に統合できることが県の望みであると強調した。
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( 翻訳者:吉村有加 )
( 記事ID:44921 )