CHP内紛、クルチダルオールVSインジェ
2018年07月03日付 Cumhuriyet 紙
ムハッレム・インジェ氏が、クルチダルオール氏に対し名誉党首の職を提案する党大会で、自身を党首候補に指名することを求めたあと、クルチダルオール氏から初めて回答が得られた。クルチダルオール氏は、インジェ氏と行った会談に関して「特別な食事だった。文脈から分離することは政治的に不作法だ」と話した。共和人民党(CHP)党員のテズジャン氏も「党大会は問題ではない」と説明した。
CHPの大統領候補であったムハッレム・インジェ氏は、第26代国会議員となった。ムハッレム・インジェ氏は自身を待っていた新聞記者たちの質問に答えた。インジェ氏は、クルチダルオール氏との会談に関して行った説明で、「彼が望むなら、臨時党大会を彼が自ら召集し、私が党首となること、彼が名誉党首になりうることを、提案した。彼ははいともいいえとも答えなかった。クルチダルオール氏が私の提案にいいえと答えれば、組織自体が解散する。」と話した。
■クルチダルオール氏の回答
クルチダルオール氏からインジェ氏の説明に対する回答が得られた。クルチダルオール氏は、「特別な食事だった。文脈から分離することは政治的に不作法だ」と述べた。
■テズジャン氏:我々の議題にはない
一方で、CHPのスポークスマンであるテズジャン氏からも説明があった。テズシャン氏は、「臨時党大会を行う予定はない。」と話した。
■CHPの中央執行委員会(MYK)が集まる
CHPで選挙後に始まった党首に関する議論の後に、月曜会議を行うMYKは、木曜日11時に行われる予定だ。
■「インジェ氏は、政党内で闘いを行う」
一方で、クルチダルオール氏の側近のうちの一人であるアクティフ・ハムザチェビ書記長は、CHPの大統領候補であるムハッレム・インジェ氏が新しい政党を設立するという噂を否定した。ハムザチェビ氏は、「まったくそのようなことはない。ムハッレム・インジェ氏は、共和人民党の党員である。闘いを政党内で行っている。このようなことは彼自身も拒否している。」と話した。
■「我々の中で、内輪もめをすることは正しくない」
BBCトルコに対してCHPの国会会派副代表であるエンギン・オズコチュ氏は、ケマル・クルチダルオール党首に対し、名誉党首の地位を与えることを提案したムハッレム・インジェ氏の最近の説明を、「我々の眼前には、早期地方選挙に関する議論がある。我々が、今、内輪もめをすることは正しくない。」と述べた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:岩井美咲 )
( 記事ID:45008 )