シリア人実業家、ウルファで工場建設
2018年07月12日付 Hurriyet 紙


シャンルウルファ県でシリア実業家起業家協会(SİAD)が10種の工場を建設することを発表した。

県知事府の書面による発表によれば、SİADはシャンルウルファ経済特区にて靴、プラスチック容器、建材、ニット製品、繊維、リサイクル用品といった種々の10工場の建設を目指しており、シャンルウルファ経済特区代表との間で結ばれた建設用地割り当てに関する協定書に、シャンルウルファ県のアブドゥッラー・エリン知事は署名した。

エリン県知事は署名式の演説で、この街で一年務めてきたこと、雇用増加のため都市のあらゆる土地が活用されていると語った。

工場建設のためSİAD役員とともに半年前に会合を行ったとし、エリン県知事は次のように続けた。

「これはビジネスであるとともに、シリアの同朋にとってもシャンルウルファの人々にとっても、雇用・生産の意味で多大な恩恵をもたらす大事業であり、投資であるのです。常に我らが大統領が述べている通り、我々はシリアの同朋たちが置かれている境遇を衷心より想い続けております。彼ら同胞全員が安全な環境に暮らせていると感じられる日まで、一分一秒たりともこの想いは褪せることはなかったし、これからもそうです。シリアの同朋にはいかなる時も我々は心と扉を開いてまいりました。この代価はどのような時であれ我々にとっては惜しむべきものでありませんでした。」

ガーズィアンテプ県SİAD最高経営責任者ハレド・バーブリィも半年前に会合で話し合った案件が今日の協定書の署名によって実現の段階に至ったと述べ、「あなた方はその責務を果たしてくれました、我々にあなた方の心を許し、扉を開けてくれたのです。我々もまた自分の責務を果たしていく所存です」と話した。

署名式にはウフク・アクル副県知事、シャンルウルファ経済特区のユヌス・エムレ・アクス代表と協会役員のメンバーたちが出席した。

発表では出資会社10社がシャンルウルファで行う合計出資額は8000万リラに達し、靴製品部門で3箇所、建材部門で1箇所、ビニール袋生産で1箇所、 ニット製品で1箇所、プラスチック容器で2箇所、繊維で1箇所、リサイクル用品で1箇所の計10工場が投資を受け、1540人の雇用が生まれるとされている。

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( 翻訳者:市野太音 )
( 記事ID:45055 )