エジプト:エジプトの新生活モデルのための共和国全土に行き届いた統合的サービスエリア
2018年07月15日付 Al-Ahram 紙
■大統領、新しい都市はエジプトでの先進的な生活モデルになる
【エジプト:シャーディ・アブドゥッラー・ザルトゥ】
アブドゥルファッターフ=スィースィー大統領は昨日、共和国全土の諸地区に総合サービスエリアを設置するプロジェクトを徹底的に調査するよう指示を出した。また、人工密集地域に住む市民に統合的なサービスを提供していき、一つの場所で市民が様々なサービスを容易に得られるようになることが重要だと指摘した。
スィースィー大統領による上記の説明は、ムスタファー・マドゥブーリー首相兼住宅大臣、アシュラフ・ソブヒー青少年・スポーツ大臣、ムハンマド・アミーン・ナスル軍財政担当機構(ECA)委員長、エンジニア・コンサルティング・グループ(ECG)代表らとの昨日の会合でのものだ。
バッサーム・ラーディー大統領府報道官は、今次の会合では、共和国のあらゆる地区に一地域辺り約60フェッダーンに及ぶ統合サービスエリアを設立するプロジェクトの進捗が提示されたと明らかにした。それぞれのサービスエリアにはスポーツクラブ、礼拝場、学校、医療施設、商業・娯楽施設、行政サービス施設が含まれる。これらの施設を統合し、より活動を総合化する中でサービスエリアの施設利用を可能にしていくためだという。
同報道官は、会合では行政都市、新アラメイン、新マンスーラを含む複数の新都市における道路、幹線道路、住宅地区の実施状況の進展について提示されたと付け加えた。
また、青少年・スポーツ大臣は諸都市の実施状況と新しい都市、特に新アラメインと新行政都市におけるスポーツ施設の進捗について説明した。
こうした新都市の開発状況が説明される流れで、スィースィー大統領は、新しい都市が近代的な基準に基づいたエジプトの先進的な生活モデルになるために、引き続き最大限努力し、根気強く作業を続けていくよう指示を出した。また、そして新都市において社会のあらゆる集団がスポーツを行える環境の整備が重要だと強調した。
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( 翻訳者:吉川真優 )
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