■エジプト:生後4ヶ月対象の新しいポリオワクチン。保健大臣はダール・シファー病院の「待機リスト患者」の健康状態を視察。
【本紙:サミール・サイイド】
ハーラ・ザーイド保健・人口相は、昨日と今日の2日続けて現場訪問を行い、病院に搬送された後に手術を受けた待機リスト患者の健康状態を視察した。ウェブサイトやホットラインを通じて、6ヶ月以内に手術と重要な医学的介入を要する患者の待機リストをゼロにするプロジェクトが、共和国大統領によって開始されたか、ザイード保健大臣はアッバースィーヤにある「ダール・シファー」病院に搬送された患者の健康状態を視察した。保健・人口省は昨日の声明で、406件のケースがウェブサイト(www.wl.smcegy.com)とホットライン15300に登録され、彼らは各病院に搬送され必要な治療を受けていると発表した。
他方で、保健・人口省は「ソーク」(不活化ワクチン)と呼ばれる筋肉注射による新たなワクチン接種を開始した。これは幼児の2型ポリオウイルスへの免疫を高めるためである。向こう4ヶ月の間にエジプト人と非エジプト人の全ての幼児に対し、ポリオを根絶し、エジプトを保護する枠組みの中でポリオワクチンの接種が無料で投与されることで、免疫向上の成果が出る。
アラー・エイド予防医学課課長によると、WHOは4000250回の投与イニシアチブに加え多くの自己破壊(Self-Destructive)式注射器と安全ボックスの提供を支援した。同氏は、このワクチン接種は安全で、全てのオフィスや保健ユニット、医療センターに十分ワクチンが供給されていると指摘した。
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( 翻訳者:吉村有加 )
( 記事ID:45104 )