エルドアン、プーチン会談、関係良好をアピール
2018年07月27日付 Cumhuriyet 紙
エルドアン大統領はプーチン首相と会談し、「あらゆる領域における両国の結束は、誰かを本当にやきもきさせている」と述べた。
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はロシアのウラジミール・プーチン首相と共にヨハネスブルクを訪れ、会談を行った。大統領は会談で「ロシアとトルコの結束は誰かをやきもきさせている」と述べた。
公正発展党のエルドアン大統領とロシアのプーチン首相はBRICSサミットの一環として二国間会談を行った。会談は定刻より遅れ、トルコ時間19:55に始まった。南アフリカ共和国で行われた第10回ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ(BRICS)サミットの一環である二国間会談はトルコ時間19:55にフォーシーズンズホテルで始まった。
■「両国の結束はやきもきさせている」
エルドアン大統領は会談の前に会見を行い、「あらゆる領域における両国の結束は、誰かを本当にやきもきさせている」と述べた。
■「ロシアの肉製品があるレストランに行きましょう」
ロシアのプーチン首相はいつものようにエルドアン大統領に冗談を言って、再び会場を沸かした。
プーチン首相は冗談の陰で、要求も述べた。ロシアのウラジミール・プーチン首相はエルドアン大統領に「どうやら私をレストランにご招待してくださったようですね。でも肉料理の予定だった。では条件付きで。ロシアの肉製品があるレストランに行きましょう」と述べた。エルドアン大統領も「すぐ招待しますとも」と答え、「これはあまり引き延ばさずにすぐ実現しましょう」と述べた。
■「両国の関係は常に改善しつつある」
会談ではまずロシアのウラジミール・プーチン首相が発言した。両国の関係が日に日に改善しつつあると説明し、「様々な危機を克服するという点でも両国の関係は常に改善しつつある」と述べた。
プーチン首相は貿易規模が昨年拡大したことを強調し、その貿易規模が220億ドルを超えたと述べた。首相は両国間の全ての大プロジェクトが計画的に進んでいると述べ、エルドアン大統領に「大統領と会えてとても良かった」と述べた。
■トルコ・ロシア関係の改善
エルドアン大統領も会談で、「BRICSサミットで皆さんと会えて良かった。電話会談でもBRICSサミットで会って話し合うことがある、と伝えてあった。トルコ・ロシア関係は政治、軍事、経済、文化といった全ての領域で改善しつつある」と述べた。
■「トルコを訪れる観光客は600万人」
エルドアン大統領は「我々には貿易額に関する公約がある。それが確実に実現することになった」と説明した。大統領は観光業についても触れ、「今年トルコを訪れる観光客は推定600万人である」と述べた。会談は挨拶のスピーチの後、報道陣には非公開で続けられた。
■会談は1時間15分続いた
会談にはトルコの代表団からメブリュト・チャヴシュオール外務大臣、ベラト・アルバイラク財務大臣、フルシ・アカル国防大臣、ルフサル・ペクジャン通商大臣、イブラヒム・カルン大統領府報道官、ハカン・フィダン国家諜報局長が参加した。
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( 翻訳者:小林剛士 )
( 記事ID:45133 )