エルドアン大統領「アメリカにドルがあるなら、我々には民がついている、神がついている」
2018年08月10日付 Hurriyet 紙


レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、リゼで民衆にむけ演説を行った。エルドアン大統領は「いろいろ手が使われている。そんなことに耳を貸さないでほしい。彼らの手にドルがあるなら、我々には民がついている。神がついている。心配には及ばない。しっかり働いて、(トルコ共和国100周年の)2023年に向け違うトルコをつくっていく」と述べた。

エルドアン大統領は6月24日の選挙ののち、大統領政府の最初の「大統領」として、故郷のリゼのギュネイス郡を訪れた。郡への到着時に、中央モスクの前で車からおり歓迎のため待ち構えていた市民に演説を行ったエルドアン大統領は、「こんな遅い時間までまっていたくれてありがとう。我々も、一生懸命、新体制の準備を進めている。世界のあちこちを訪れ、また、戻ってきた。トルコは、新時代に向け、生まれかわろうとしている」と述べた。エルドアン大統領は、リゼ、トラブゾン、ギレソン、オルドゥでの洪水被害の被害者に、個人として、また国家としてお見舞いを述べ、「神の許しを得て、この被害のすべてを取り除く。この政府、この国にはその力がある」と述べた。洪水で命を落とした人に神のご加護を祈ったエルドアン大統領は、家族に忍耐をと、祈念した。

■「一生懸命、働き、走る」

「神よ、悪事から守りたまえ」と述べたエルドアン大統領は次のようにつづけた。
「一生懸命働き、走り続ける。トルコを、81の県すべてを、より近代的な状況にする努力をしている。次のことを知っていてもらいたい。今日、我々は昨日より、より良い状態にある。明日はもっとよくなる。このことを心配しないでもらいたい。いろいろな手が使われている。こうしたことに耳を貸すまい。これを忘れないでもらいたい、彼らの手にドルがあるなら、我々には民衆がついている。神がついている。我々は、懸命に働いている。16年前どうだったか、いま、どうなったか。どうか、皆さんも、堪え、努力してもらいたい。一生懸命働き、走り続ける。(トルコ共和国100周年の)2023年に向け違うトルコをつくっていく。私は、これを信じている。信念がある。6月24日に、皆さんは、我々を支援してくれました。」

エルドアン大統領は、リゼで金曜日の15時に演説を行うこと、AKPの拡大顧問会議を開くことを表明し、「ともに、未来に向け、確実な一歩を踏み出そう。今日はこれくらいにしよう。どうか、元気で。神を信じよう」と述べた。

演説のあと、市民としばらく歓談したエルドアン大統領は、この後宿舎に入った。この演説が行われた場所であるAKPの郡支部のビルにはエルドアンの写真が掲げられ、「さあリゼよ、大統領を支えよう」という文字のプラカードを目を引いた。市民は、大きなトルコ国旗で、エルドアン大統領を迎えた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:45211 )