新規タクシーは、国産車限定へ
2018年08月18日付 Cumhuriyet 紙
イスタンブル広域市のメヴリュト・ウイサル市長が国内製造への支援を呼びかけた後行われたUKOMEの会合で、新たなタクシーは国産の「C」区分とすることが決定された。
交通調整センター(UKOME)は、なんらかの理由で車両を変える場合、黄色のタクシー運行業者が使用する車両は国産の「C」区分とすることを決定した。
昨今の経済的発展を受けて、イスタンブル広域市のメヴリュト・ウイサル市長が国内製造への支援を呼びかけた後に行われたUKOMEの会合で、新たにいくつかのことが決定された。
広域市の情報によると、UKOMEが2018年8月16日に行った会合で、なんらかの理由で車両を変更する場合、黄色のタクシー運行業者で使用される車両は、国産品とすることが決定された。
■50%以上国産の車
国内製造支援の目的で、トルコで製造され、部品の50%以上が国産品である黄色の「C」区分のタクシーは、新たな条件に従って運用が可能となる。
■ターコイズ色のタクシーは「D」区分に
UKOMEの会合では、ターコイズ色のタクシーの「D」区分の車両の継続も決定された。しかし、なんらかの理由で車両を変える場合、「C」区分の黄色のタクシーの代わりに「D」区分の車両を配置するという決定は、国内製造支援の目的で見送られた。
かわりに、様々な理由で車両を変更する者は、トルコで製造され部品の50%以上が国産で、「C」区分の黄色で、0km、オートマ、乗客全員分のエアバッグがついているという条件を満たす車両の場合、同じ料金表で運行することができる。
■ボルドー色のタクシーに「T」のナンバープレート
同日行われた会議で、いくつかの市で運行しているボルドー色のタクシーに関しても、決定が下された。イスタンブル広域市によって行われた日常的な移動と旅行の分析の結果、ビュユクチェクメジェとスルタンベイリ地域で運行しているCとMのナンバーのついたボルドー色のタクシーにおいて、Tのナンバーで運行が始まる。これらのタクシーがイスタンブル全域で営業するには、トルコ製で「D」区分であることが必要となる。
ビュユクチェクメジェとスルタンベイリを運行エリアとするCとMのナンバーの532台のタクシーは、少なくとも0~2年のD区分の車両(ターコイズ色のタクシー)へ移行するという条件とともに、「T」シリーズのナンバーが与えられ、黄色のタクシーが運行する地域全域で運行することができる。Tナンバーのタクシーは、地域を問わず(チャタルジャ、スィリヴリ、シレを除き)あらゆる場所で乗客を乗せることができる。チャタルジャ、スィリヴリ、シレの各郡で運行するMナンバーのタクシーは、現在の地域でのみ乗客を乗せることができる。
■ウイサル市長の希望
UKOMEでの決定は、イスタンブル広域市のメヴリュト・ウイサル市長に呼びかけによって採択された。ウイサル市長は以前、マルマラ自治体連合評議会の会議で地元・国内製造への支援を呼びかけていた。
ウイサル市長は、経済戦争と精神的な感覚の作戦のとしてトルコリラへの制裁に向けたステップが取られているこの時期に、政府が取った対策に加え、地方自治体も自分たちに課された責任の中で必要な対策をとる必要があると述べていた。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:45240 )