バイラムを利用した驚くべき値段設定
2018年08月20日付 Hurriyet 紙

クルバン・バイラム(犠牲祭の祝日)の間、200万人の観光客に備えているボドゥルムでは、機会主義者たちも活動を始めた。特に、休暇期間中に海水浴場が様々な入場料を要求するのが見受けられる一方、メニューの値段も増額が生じた。ボドゥルム商工会議所マフムト・コジャドン会頭は、「法外な価格を要求するものを、私たちに知らせてほしい」と警告した。

トルココーヒーが一杯16リラ、紅茶小グラス一杯18リラ、トマトスープ23リラ、ミネラルウォーター小15リラ、コーラ28リラ、ラフマジュン34リラ、サービス係代30リラ。 リストはさらに増えていく。聞き間違いではない。この価格は、全てボドゥルムにある場所のものである。9日間のクルバン・バイラム休暇を好機ととらえた飲食店が価格を釣り上げているのが見られる一方、特にホテルと海水浴場のサービス係代も法外な価格で市民をだましているように見える。バイラム休暇前にこの場所に行く予定だった市民も注意する必要がある。この問題に関して市民の味方であるとメッセージを発したボドゥルム商工会議所コジャドン会頭は、「このような場所を商工会議所に通報してほしい。私たちも規律委員会で必要な罰を与える」と述べた。

■サービス係料30リラ

ボドゥルムで法外な値段を適用する場所の筆頭に海水浴場と魚屋が挙げられる。特に、クルバン・バイラム休暇のためにボドゥルムに休暇に来たトルコ人観光客に対 し法外な値段を適用している。海水浴場は、バイラム休暇に特別入場料を要求している。海水浴場の入場料では足りず、多くの場所で客に飲食の制限を設けて、一定の飲食物を買わせるようにしている。さらに、入り口で車をサービス係に預けることは強制である。この料金は、30リラである。オルタケントといった魚料理のレストランが密集している地域ではというと、オードブルと魚の価格が釣り上げられている状態である。例えば、0.5㎏のヒメジの価格が155リラ、イカの1ポーションは50リラ。

■コーラ28 TL

ボドゥルムの飲食店で最も高い飲み物の最上位はというと、水、紅茶、トルココーヒー、コーラ、アイランである。例えば、スーパーでは1本当たり2リラで売られているコーラが、海水浴場では28リラになる。1.5リラで売られているペットボトルのミネラルウォーターの価格は、海水浴場では15リラである。トルココーヒーの海水浴場での平均価格は16リラである。海水浴場にあるレストランでも価格は高い。さらに、海水浴場に食べ物を持ち込むことは禁止である。

■私たちに知らせてほしい

この問題に関して対策を講じていると説明したボドゥルム商工会議所コジャドン会頭は、「市民の訴えが正しい場所もある。例えば、30リラのサービス係代は、信じられない。私たちがこの問題にできることには限界がある。私たちは、ボドゥルム商工会議所会員と定期的に面会を行っている。彼らは、この問題に対して慎重に振舞っている。しかし、残念ながら、休暇はチャンスだと捉えるものがいる。市民は、会議所にこの問題に関して通報できます。私たちは、法外な価格を適用する者が会員だとしても、店舗を閉鎖するほどの罰を与えられます。全ての人がボドゥルムで楽しい休暇を過ごせるよう、中小業者も注意しなければならない」と話した。

■200万人の観光客をもてなす

ボドゥルムは、ここ数年で、最も混雑した時期を過ごしていると述べたコジャドン会頭は、「この夏はボドゥルムに大きな関心が集まっている。私達は、近年の記録を作っている。休暇期間中に約200万人の観光客をもてなす。人々は、もはや海岸と太陽のためだけでなく、スポーツと娯楽のためにボドゥルムに来る。このよう に重要な場所が法外な価格によって記憶されないように、私たちはできる限りのことをしている。ホテルの満室率は100%に達した。職員用のペンションも含めて観光客に割り当てられたのを確認しています」と話した。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:45242 )