MHPの恩赦要求に、HPD賛同
2018年08月28日付 Cumhuriyet 紙


人民の民主主義党(HDP)所属、コジャエリ出身のゲルゲルリオール議員は人々の感情が爆発しそうになっていると述べ、恩赦を要求した。

民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリ氏が始めた恩赦に関する議論にAKPは距離をおいて対応しているにも関わらず、議会が開かれるとき、総会に恩赦に関する法案が提出されるのではないかということが話題になり始めた。恩赦の範囲に関して、さまざまな要求がなされている中、HDP上層部からは、「一般的な恩赦(大赦)」の呼びかけがなされた。

KRTニュースディレクターのチャーラル・ジララのゲストであるHDP所属、コジャエリ出身のオメル・ファルク・ゲルゲルリオール議員は、いくつかの恥ずべき罪が見逃され、一般的な恩赦を受けることはトルコを安心させるだろうと述べた。

ゲルゲルリオール議員は、「議会が開かれるとともに、一般的な恩赦が議題となることは必要であると考えている。いくつかの恥ずべき罪が見逃され、一般的な恩赦がもたらされることはトルコを安心させるだろう。これは私の個人的な考えである。もし恩赦について話し合われるならば、その範囲は広げられなければならず、非常に困難な状況にある人々に希望の光が当てられなければならない。5万人近くの人々が制限された自由の中にいる。7万人が拘留されており、刑を言い渡された24万6千人が刑務所にいる。毎日この人数は増えている。人々の感情は爆発寸前になっており、これに対し政府が解決策を見つけることが必要である。恩赦は、刑務所にいる人々と刑務所に近親者がいる人々にとって最も重要な話題だ」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:岩井美咲 )
( 記事ID:45298 )