国連「一週間に3万人がトルコ国境へ」
2018年09月11日付 Hurriyet 紙


国連は、(シリア)政府とロシアが空爆したシリアのイドリブで先週、3万人以上が移動し同市北部のトルコ国境周辺へ向かっていると発表した。

ステファン・ドゥジャリク国連事務総長報道官は定例記者会見で、衝突が激化しているイドリブに滞在する200万人の民間人の状況と安全についての懸念を表明した。

ドゥジャリク国連事務総長報道官は、シリア北西部に位置するイドリブと中部のハマで最近増加した空爆で多数の死者が出ていることに言及し、空爆がおこなわれた地域で9月1日から9日までの間に3万人以上が移動したと発表した。

同報道官は、移動した人たちはイドリブ北部のトルコ国境に近い地域へ向かったと語り、あらゆる困難にもかかわらず、トルコを経由する同地域への人道支援の実施を継続すると述べた。

同報道官は、シリアにおけるすべての当事者に対し、民間人と民間のインフラを保護することについて必要なあらゆる措置を講じることを求めた。

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:45353 )