エルドアン大統領の、キルギスへの訪問においてトルコ使節団は、この国における13人のギュレン派(FETÖ)のまず召喚を求めた。
エルドアン大統領はキルギスへの訪問において、使節間の会談における最も重要な議題の項目をこの国においてギュレン派(FETÖ)が存在する事であるとした。キルギスにおいても政権を転覆させようとするクーデターのリスクが常に議論されている。この国において政治がどのように続くのかという事は、トルコにとって重要である。FETÖの中央アジアにおけるリーダーの多くはこの国に匿われている。
■13人をまず求めている
治安筋の情報によれば、キルギスにおいて更に前の政権がFETÖの定住に対して十分な対策を行わなかった。テロ組織のリーダーもこの国におけるシステムの空白のお蔭で安心して活動していた。
同じ情報源によれば、キルギス大統領のソーロンバイ・ジェーンベコフ氏はFETÖを脅威として見ていてトルコの関係機関との取り組みと協力を求めている。しかしこれを宣言する事で国内に問題を引きおこす可能性があると考えられている。高レベルの関係者はキルギスにおける最新の状況とFETÖとの闘争の詳細をヒュリエット紙に以下のように説明した。
「キルギスを始め多くの国が、FETÖの底知れなさを知っているとは信じていない。
取り分け密かなイマームのような構造を。この状況を説明しているのです、説明する事も続けましょう。トルコの手の内にキルギスにおけるFETÖの定住に関しての130人の一般的なリストがあります。リストはキルギスの責任者に与えられた。私たちは13人を取り分け、まず求めています。上級クラスのメンバーはこの人々です。つまり組織を統率する人々がいるのです。中央アジアのイマームがいます。名前、苗字、どこに住んでいるのか、仕事、AからZまでのあらゆる情報が。つまり文字通りの意味で逃げる場所を残さないのです。」
■トルコ国軍(TSK)と軍警察の警告
国内においても、テロ組織との闘争が速度を落とさずに続けられている。情報源は、組織の運営能力が95%はなくなってしまった事を明らかにしている。これに対してトルコ国軍、と軍警察でFETÖとの闘争が警告のレベルで続いている。
幾つもの大所帯の組織と、国民教育省をはじめとして組織活動のために過去に重要だった省庁でも徹底した調査が行われている。警察でも、トルコ軍でも未だに調査が続いている。7月15日クーデターの過程で国家諜報機構(MİT)から250人が解雇された。また中核メンバーが国外に逃亡したために組織のポテンシャルが未だに残っている事も注目されている、さらに「我々は敵を野放しにしてはいけない」という事も確認されている。治安本部と諜報部の情報は、テロ組織の構造が諜報組織に似ているという事を明らかにしている。
■ギュレンへと向かう者の数は減った。
情報減がその手にある情報によれば、フェトゥフッラ―・ギュレンの元へ、彼が滞在しているペンシルヴァニアに行く者の数は減った。高レベルの関係者は、「国際的な観点から既に交渉を行うものは何も残っていない。利益の観点から有効性は失っている。トルコにおける組織らの情報を外国人に向けて伝える事ができない、組織を運営する事ができない。」という表現を用いた。
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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:45360 )