■アーミリーは首相職への立候補を取りやめ、ダアワ党は党の団結を壊したとして、アバーディー首相を非難
【バグダード:本紙】
ダアワ党は「党の家」を分裂させたとして、ハイダル・アル・アバーディー首相を批判した。一方、「建設」同盟の長であるハーディー・アーミリー氏は、首相ポストへの立候補を取りやめた。この取りやめは、クルドの承認を得て、またサドル潮流からの支持を受ける形でアーディル・アブドゥルマフディー氏を推薦することを建設同盟の複数の議員が拒否すると示唆した数時間後の出来事だった。他方、イラク人議員は諸派閥の長たちが首相のポストに立候補することを「禁止」すべきだと訴えており、主要なシーア派勢力の合意を得た立候補者を巡る情報は錯綜している。
アーミリー氏は昨日の記者会見で、「首相選への立候補を辞退する」と表明した。加えて、「首相職の立候補者は諸政治派閥の合意を得なければならない。そして、もし全ての勢力が当該の候補者を支持するのであれば、彼の成功は確実なものになるだろう」と述べた。また、「私たちがダーイシュと戦い、イラク人をこの危害から救う為に昼夜共に行動したように、イラクの建設とサービスの提供に成功する為に共に行動しなければならない」と続けた。
アーミリー氏は、マスコミが報道している閣僚立候補者の名前について否定し、こうした報道は「組閣を妨害したい一部の報道機関 」の仕業だとした。同氏は「これら嘘の流布は、組閣の雰囲気の妨害が目的だ」と付言した後、「指導部は新しい視点と新しい空気による組閣を求めている」と強調した。
(後略)
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( 翻訳者:櫻井優希 )
( 記事ID:45413 )