サウジアラビア:皇太子は有志連合軍の作戦の進歩状況を査察
2018年10月01日付 al-Hayat 紙


■ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は、有志連合軍の作戦の進捗状況を査察

【リヤド、アブダビ、アデン:本紙】

サウジアラビアの副首相兼国防相であるムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は昨日(9月30日)、サウジアラビア南部地域に駐屯する軍部隊を訪問し、アラブ有志連合軍の作戦の進捗状況を調査した。

ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は会議を主宰し、会議の中で有志連合軍の担当地域における軍事作戦の進捗と、実行計画の作戦の要点が提示された。同皇太子は、有志連合軍の実績に対して安堵の表情を浮かべ、同軍の努力を賞賛した。なお、同皇太子が基地内の作戦本部に到着する際の出迎えには、参謀総長ファヤード・ルワイリー将軍、合同部隊司令官で将官であるファハド・ビン・トゥルキー・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子、南部地域司令官アブドゥッラー・カッファーリー少将、また、同地域の著名な高官数人がいた。

また、サウジアラビア皇太子は昨日(9月30日)夕方に、公式訪問の開始にあたり、クウェートに到着した。

一方、「イエメンの正統政府を支援するための有志連合」軍の報道官であるトゥルキー・マーリキー大佐は、以下のように発表した。「サウジアラビア海軍のシステムは、フーシー派民兵がジーザーン港を標的にしようとしたのを観測した。」また、同大佐は声明の中で「『サウジアラビア海軍』が昨日(9月30日)の明け方に、遠隔操作の小型ボート2隻がジーザーン港に向かって移動するのを観測した」、「この2隻のボートは、交戦規定に従って迎撃、破壊された。その結果、僅かな物的損害が生じた」と明らかにした。さらに、「『有志連合司令部』は、テロ行為に関与する全ての者を徹底的に攻撃する。彼らのテロ行為は、国民と居住者の平和と安全や、サウジアラビアの経済力と活力を脅かす」、「そしてこれらの敵対行為に関しては、それを犯した者およびその計画・実行に関与した者に対して必ず代償があるだろう」と確認した。

(後略)

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( 翻訳者:藤木郁理 )
( 記事ID:45463 )