■サウジ国連大使「イランはテロリストへの資金供与で財政を浪費した」
【リヤド:本紙】
サウジのアブドゥッラー・マアルミ―国連大使は、安全保障理事会議長、アントニオ・グテーレス国連事務総長へ送った書簡の中で以下のことを述べた。「リヤドは、イランが9月21日のアフワ―ズでの攻撃の背後にいるという非難に抗議している」。そのうえでイランに攻撃手段を変え、近隣諸国と国際法を尊重するよう要求した。
マアルミー国連大使は、サウジがイラン政権による非難を受け入れないと強調した。イランはこの非難を通じて域内における自国の壊滅的な政策を隠蔽しようとしている。そして、テヘランが「テロリストへの資金供与で自己の金銭を浪費している」と述べ、イランは「地域への干渉を止めて政策を変更する代わりに、サウジに非難を向けることを選んだ」とみなした。また、サウジの政策が「他国の内政への不干渉と自国の内政への干渉の拒否であること」に注意喚起した。
さらにマアルミー国連大使は以下のことを強調した。「イランによる介入、イエメンのフーシー派の民兵への支援、彼らへの弾道ミサイルの供給を示す多数の証拠がある。またレバノンやシリア、イエメン、バハレーン、サウジで「ヒズブッラー」のような自派のテロ組織や武器を用いて地域の安全を揺るがしている証拠もある」。さらに、複数の国際的な報告書が、イランでアル=カーイダ司令部の動きが高まっていると指摘していることを挙げた。
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( 翻訳者:原 百恵 )
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