エジプト:カイロ市内の通りを埋め尽くす障害物を除去
2018年10月10日付 Al-Ahram 紙

■500トンの廃棄物を除去、6本の閉鎖されていた道が開通
■カイロ県知事はナセルシティの第10区を埋め尽くしている物品を除去するキャンペーンを指揮

【カイロ:アブドゥル・ハーディー、ヒシャーム・ザキー】

ハーリド・アブドゥルアールカイロ県知事は昨日朝、(通りを)埋め尽くしてる物品・物件を除去し、違法なものやスラムを撤去するための広範囲にわたる抜き打ちのキャンペーンを指揮した。このキャンペーンは第10区と自動車市場の周辺から憲章通りとムスタファー・ナハース通りに至る地域にまで及んだ。そしてその結果、トゥーブ・ラムリー地区、ワーハ地区、サクル・アリーシュ地区の入り口周辺に位置する6本の閉鎖されていた通りが開通した。これは、同地区にあった約500トンにのぼる建築物の残骸を撤去したことを受けての結果である。

東部地区担当のイブラーヒーム・サービル副知事は次のように明らかにした。「知事は多数の違法な売店を即座に撤去すること、公道から陳列された果物を除去すること、舗道を埋め尽くしている物品・物件の処分を指示した。そしてカフェや商店の許可を確認し、違反している店の閉鎖や、舗道を埋め尽くしている椅子や商品などを押収した。同様に、盗電のため電柱から違法に無秩序に張り巡らされたすべての配電線の切断と撤去、および違反者の記録を命じた。これは、散見されるマイナスの現象すべてに、特に行商人や無秩序な市場の温床となっている現象に対処するためだ。」

また、ムスタファー・アブドゥルアズィーズ区長は次のように加えた。「知事は今回の視察を通して、清掃キャンペーンを集中的に行うことと、1日2回朝と晩の時間帯に街灯をつけること、そしてナセルシティのすべての地区、通り、広場において上記の2つの取り組みの成果を上げることを要求した。」

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( 翻訳者:大野和輝 )
( 記事ID:45528 )