エジプト:世界青少年フォーラムが来月シャルム・エル・シェイクで開催
2018年10月14日付 Al-Ahram 紙
世界若者フォーラム(資料)
■来月にシャルム・エル・シェイクで開催される世界若者フォーラムの集中的な議事日程
【本紙:シャーディー・アブドゥッラー・ズィルタ】
‐社会形成、世界経済、過激思想について3000人の若者が参加する20のセッションで議論
来月11月3日に、シャルム・エル・シェイクにおいて3日間の日程で世界の国々からおよそ3000人の若者が参加する世界青少年フォーラム(World Youth Forum)が始まる。
会期中は複数の集中セッションが行われる。11月3日にフォーラムが開会し、続く2日目には約11のセッションが開かれる。これらのセッションでは、「平和構築と平和維持のために世界のリーダーが担う役割」、「アフリカが望むアフリカアジェンダ2063」、「戦争や紛争の後に…社会と国家再建のメカニズム」、「並行するデジタル社会は現実世界にどのような支配的影響を及ぼすか」、「人工知能の時代における雇用機会」「eスポーツ…仮想世界から見たeスポーツの社会」、「過激思想やテロに対するソフトパワーの役割」といったテーマが扱われる。
また同様に2日目には他にも、「欧州・地中海の連携…戦略的パートナーシップ」、「気候変動の影響を受ける水の安全保障」、「起業家やスタートアップ企業の世界経済の成長における役割」というテーマのセッションも行われる。
一方、フォーラム3日目には以下のようなテーマについて議論される。「課題に対して求められる国際社会の責任としての人道支援」、「いかに未来のリーダーを育てるべきか」、「社会形成における芸術や映画の役割」、「障害者のエンパワメント…ひとつの世界に向けて」、「労働市場における男女差別の是正」である。
このフォーラムでは、アラブ・アフリカサミットのシュミレーション・モデルが展開されるだろう。同様に経済統合への見通しに関するシュミレーション・モデルも展開される。
そしてフォーラム最終日の最後の会議では、提案が発表されるとともに、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領が締めくくりのスピーチを行う。
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( 翻訳者:友添日向子 )
( 記事ID:45549 )