「最強のパスポートランキング」においてアラブ4か国が最下位層を占める
2018年10月10日付 Al-Nahar 紙
■世界で最も優れていてで効力のあるパスポートランキングにおいてアラブ4か国が最下位層を占める
【諸通信社】
「ヘンリー&パートナーズ・パスポートインデックス(Henley & Partners Passport Index)」の2018年版の指標によると、日本のパスポートが世界で最も優れていてで効力のあるパスポートランキングの首位に輝いた。一方、アラブ4か国はランキングの最下位層を占めた。
ヘンリー・パスポート社のHPによると、日本のパスポートは(事前のビザ取得なしで)190か国への渡航が許可されており、このことによって、所有者が189か国に事前のビザ取得なしで入国できるシンガポールのパスポートを上回った。今月までに日本は自国民が事前のビザ取得なしでミャンマーに入国できる許可を受けたことで、日本はシンガポールを上回ったのだ。
そして188か国に(事前のビザ取得なしで)渡航できるドイツ、フランス、韓国が同率3位に着いた。
また例によって、アラブ首長国連邦(UAE)がアラブ諸国中で最も優れたなパスポートとなった。というのも、(UAEパスポートの)所有者は事前のビザ取得なしに161か国へ渡航できる機会が与えられているからだ。
ちなみに、UAEは昨年「UAEパスポートの効力強化」イニシアティブに着手した。これはUAEのパスポートを、世界の優れたパスポートベスト5にランクインさせることを目標としている。
アラブ4か国はランキング最下位層を占め、イエメンは103位、ソマリアとシリアは同率105位、一方イラクは106位でアフガニスタンとともに最下位だった。
ヘンリー・パスポート社は、2018年版の順位は国際空港運送協会(AITA)から発行されるデータに基づいていると述べた。また、「同協会は、世界最大のデータベースを保有しており、その中でももっと多い内容は旅行情報に関するものだ…そして集中的な内部調査の実施によって、そのデータベースの強化が行われている」と続けた。
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( 翻訳者:松浦葵 )
( 記事ID:45562 )