エジプト:教育への取り組み 教室の過密緩和策やタブレット端末の導入(1)
2018年10月21日付 Al-Ahram 紙

■マドブーリー首相:教室の過密状態を緩和するための計画、全県にモデル病院を設置、政府は衛生状態を改善するためゴミ問題に取り組むことを決意

【イサーム・ディーン・ラーディー:本紙】

ムスタファー・マドブーリー首相兼住宅・公共施設・都市相は20日、ターリク・シャウキー教育・技術訓練相と面会し、全国レベルで教室の過密状態を緩和するための解決策や、過密緩和に向けた現行のプロジェクトについて議論した。

シャウキー大臣は「需要を満たすために2021年末までに必要な教室数は25万9000に達し、そのうち6万1000室は過密問題を解決するために必要である。なお現在計1444の教育プロジェクトが実施されており、(これらのプロジェクトによって供給される教室数は)約2万3000室にのぼる」と指摘した。

ナーディル・サアド内閣報道官は以下のように述べた。「ムスタファー・マドブーリー首相は教室の過密状態を緩和するために、今後3年間に及ぶ総合的な計画の準備に向けて動いている。また、地域開発相や全県知事に対し、教室が過密状態の地区で直ちに土地を確保するよう命じた。この指示は教室数の不足を補うための学校建設が目的である。同時に、首相は国家が学生の教育環境改善に関心を寄せている。これは、学生の学力を向上させ、教育システムの成果を上げるという目標を達成するためである。」

(2)に続く


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( 翻訳者:赤司萌 )
( 記事ID:45597 )