サウジアラビア:ハーショグジー氏の事件について説明責任を果たすことを強調
2018年10月23日付 al-Hayat 紙
■サウジアラビア内閣は、ハーショグジー氏の事件における職務怠慢な者たちの説明責任を改めて強調
【本紙:リヤド】
サウジアラビア内閣は、ジャーナリストのジャマール・ハーショグジー氏の事件において職務怠慢な者たちの説明責任を改めて強調した。同時に、サウジアラビア王国はイスラーム法に基づいた秩序の上に建国されたのであり、この秩序による支配は、権利を実現すること、公正の基盤と価値観およびそのその基準を築きそこに深く根を張ることに立脚したものであると述べた。
また内閣は今日(23日火曜日)、マリク・サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王を議長として開かれた会議で次のように強調した。「国民であるジャマール・ハーショグジー氏の人生を奪った残念な事件の直後の(サウジアラビア)王国の指示や命令、真実を明らかにするため王国が取った措置、そして職務怠慢な者がだれであれその者たちの説明責任を果たすことは、指導者層の関心と国の同胞すべての安全と平和を切望していることの表れであり、是正措置も含めて職務怠慢な者たちと直接の責任者らが説明責任を果たすまでこの措置を止めることはないという指導者の強い決意を反映したものである。
また内閣は、国王が副首相兼国防大臣兼政治・安全保障評議会議長を務めるムハンマド・ビン・サルマーン・アブドゥルアズィーズ皇太子を委員長とする閣僚級の委員会を設置したことを賞賛した。この委員会は、諜報機関の幹部の再編、組織や規則の近代化や権限を子細に規定するために組織され、ワークフローの改善や責任の規定することにつながる。
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( 翻訳者:秋吉香奈 )
( 記事ID:45623 )