イラク:イラク軍と人民動員が南部に展開
2018年10月28日付 al-Hayat 紙

■イラク軍と人民動員が南部に展開

【バスラ:本紙】

南イラクの治安機関は来週火曜日にカルバラ県で行われるイマーム・フサインのアルバイン巡礼に関する計画を発表した。数日間で数百万人が巡礼の儀を行うためにイラク全土からカルバラ県を訪れる。

ディーワーニーヤ警察はカルバラ県の居住区を保護する治安計画を発表した。またファルカド・イーサーウィー警察署長は本紙に対して次のように語った。「司令部は各地域、通り、住居の保護計画を設置した。一部の地域のほとんどの住民が巡礼に行くため、複数の窃盗が発生している。住民が巡礼に出かけてしまうことで、強盗集団が毎年この時期に住居に侵入しやすくなる。」

さらに以下のように述べた。「司令部は通り、広場、市場内に治安要員を配置する指示を出した。また我々は、これまで手の回らなかった場所に駐留拠点を設置する取り組みを行った。これらに合わせて緊急課や犯罪対策課と協力し、県全体を車両や歩行によるパトロールが行われている」。続けてイーサーウィー署長は次のように語った。「カルバラ県警察にはもう一つ重要な役割がある。それはカルバラ県民だけではなく、他県から来る通行者のために高速道路の安全を確保することである。ディーワーニーヤはナジャフとカルバラに向かう人たちの通過地点とみなされている。そのため今回の計画では、真夜中の数時間に巡礼から戻る人達専用の車両を提供し部隊を展開させる必要のある困難への対応が考慮されている」。

(後略)

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( 翻訳者:横手 稜太朗 )
( 記事ID:45646 )