ガザ:イスラエルのドローン空爆で少年3人が死亡
2018年10月29日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラム聖戦「イスラエルは東ガザにおける少年3人の殉死の責任を負う」

【ガザ:本紙】

イスラム聖戦は29日、ガザ地区とイスラエル間の東部境界線沿いで28日夜、パレスチナ人の少年3人が標的にされた爆撃で同3名が殺害された「犯罪」について、イスラエルがあらゆる責任を負うと述べた。

イスラム聖戦は、抵抗諸派が犯罪の規模とその背後にある人民の怒りに相応しい方法と手段でこの犯罪に応じると強調した。

またイスラム聖戦は、「この犯罪は、占領のファシズムとテロリズムがどれ位の域に達したかを暴く複雑な犯罪である」と付け加え、少年3人の殉教に関するイスラエルの報告をデマ、嘘だと否定した。さらに、少年たちは、境界地域にいたときに軍事活動やそうした対立的な活動を取っていないと強調した。

28日夜、ガザのパレスチナ保健省は、ガザ南東地域でイスラエル占領軍が爆撃した地点から殉教した少年3人の死体を回収したと発表した。同省によれば、殉教者はハーリド・バッサーム・マフムード・アブー・サイード(14歳)、アブドゥルハミード・ムハンマド・アブドゥルアジーズ・アブー・ザーヒル(13歳)、ムハンマド・イブラーヒーム・アブドゥッラー・サトゥリー(13歳)。

イスラエル軍は、パレスチナの救急車が事故現場に行くことを禁じ、殉教者の回収を許可する前に救急車に向けて発砲した。

イスラエル軍は声明で、軍の飛行機がイスラエルとガザの治安フェンスに近づいたパレスチナ人の少年3人を標的にしたと発表した。

またイスラエル軍は、「少年たちは治安フェンスにいたずらをしようとしており、フェンスの地か聞くIEDを埋めているように見えた」と主張した。

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( 翻訳者:松浦孝祐 )
( 記事ID:45649 )