イラク:アブドゥル・マフディー首相はシリア国境の治安確保を強調
2018年10月29日付 al-Hayat 紙

■アブドゥル・マフディー首相は米イランの紛争と競って国境の治安の確保へ

【バグダード:フサイン・ダーウド】

イラクのアーディル・アブドゥル・マフディー首相は昨日、シリアとの国境の治安を確保する必要があると強調した。そのうえでテロ細胞に警鐘を鳴らした。一方、「人民動員隊」の諸部隊は、国境警備のために自派を強化した。これによって、アメリカはシリアとの国境までイランが伸長することを懸念し、またイラクにおける今後のイランの軍事的存在感を懸念した。

イラク政府は昨日の声明で「アーディル・アブドゥル・マフディー首相兼軍最高司令官が合同作戦司令所を訪問し、治安部隊と軍の指導部と会議を開いた。会議の中でイマーム・フセインのアルバインに際した宗教的な場所への巡礼に関する治安計画の詳細な説明に加え、イラク・シリア国境の治安状況と治安保護を傾聴した」と述べた。

さらにアブドゥル・マフディー首相は「努力と警戒を継続すること、テロ細胞を追跡すること、国境の治安維持」の重要性を強調した。さらにテロ案件は、敵と言う点でシリアと共通している」とみなし、「我々の国境の治安を完全に回復することが重要」だと述べた。

(後略)

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( 翻訳者:櫻井優希 )
( 記事ID:45650 )