エジプト:アラブ連盟はバルフォア宣言記念日が記憶と人道の精神にとって深い傷だと主張
2018年11月03日付 al-Hayat 紙
■アラブ連盟:バルフォア宣言の記念日は記憶と人道の精神にとって深い傷であり続けるだろう
【カイロ:本紙】
アラブ連盟は「バルフォア宣言記念日は世紀の悪行と題されるような記憶と意識、人道の精神にとっての深い傷であり続けるだろう。その記念日によって痛みの感情が繰り返され、パレスチナ人民やその公正な戦いと連帯する意志が蘇るのである。またこの記念日は民族自決と東エルサレムを首都とする独立した主権国家の建設によって、彼らを弾圧から解放し、苦難を終わらせ、土地と祖国におけるあらゆる確固とした正当な権利を回復する責務があることを確信させる」と明らかにした。
また同連盟は、この記念日に際してパレスチナ地区と占領されたアラブの領土に関して発出された声明の中で以下のように述べた。「占領者イスラエルが侵害行為、人種差別的な行為や政策、殺人や住居の破壊、土地の接収と入植、その他説明責任を果たすことや処罰が求められるであろう侵害行為からなるパレスチナの同胞たちに対する組織的な国家テロを続けている。これらは、この呪われた宣言をイギリスが発表した結果である。そしてこの宣言は歴史的な過ちであり、イギリスが負っている責任であり、イギリスは関連する正当な国際的決議に従い、1967年6月4日の国境線に基づいて、東エルサレムを首都としたパレスチナ国家を承認することを通してこの過ちを正さなければならない。」
アラブ連盟は、バルフォア宣言の記念日は世紀の悪行と題されるような記憶と意識、人道の精神の深い傷であり続けるだろうと強調するとともに、この歴史的過ちを正すことを再度要求した。
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( 翻訳者:源島菜月 )
( 記事ID:45691 )