世界初の「eスポーツ」映画『クールなゲーム』のオルカン・ウストゥマク氏、‘キャンパス’に登場
2018年11月05日付 Hurriyet 紙
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インターネット世界は物質世界を遥かに超え、ある種の現実と共に(参加者へ)自身の美学を、嗜好を、居場所を生み出している状況にある。「eスポーツ」もこの居場所を構成している重要な場の一つである。今週は、本紙の「インスピレーション」のページは、世界初の「eスポーツ」映画という肩書で上映される映画『クールなゲーム』に出演している俳優の一人であり、更には世界で最も有名なユーチューバーの一人であるオルカン・ウストゥマク氏と共にお届けする。
   
-実際のところ、あなたの事をヴァーチャルの世界では知らない人がいない、といえる程なのかもしれません。しかし私たちもまた事の発端の物語を手短に、あなたから伺いたいとおもいます。ここまで一体、どのようにしてやってきたのでしょうかオルクンさん?

本来、この事に明確な答えはありません。YouTubeチャンネルで、いつも自分で何かをシェアしたのです。学生時代には私はマジックで皆を驚かせたものです。これをビデオで撮影する事によってYouTubeに加わるようになったのです。その後にゲーム実況ビデオへ進出しました。その後にも、更に非常に楽しいコンセプトを含むコンテンツを試みること、発見したいと思ったものをシェアするという形で私のチャンネルのフォーマットを変えてみました。私のブレイクのきっかけも実際のところ、これでした。

-勿論、今あなたの事を呼ぶときに一体どの呼び方を選べば良いのか私たちには分かりません。ユーチューバー、ブーム、インフルエンサー・・・あなたは自身をそのうちのどれかで名乗る事はないのでしょうか? この肩書に適当なものとしてあなたが行った仕事をあなたはどのように紹介するのでしょうか?

私は自分自身をユーチューバーとは名乗りません。一体、何の仕事をしているのですか、と聞かれれば「私はユーチューバーです」、と言います。はっきり言って、ブーム、と呼ばれても私がした仕事と自分自身をうまく結びつける事が出来ません。実際のところ、インフルエンサーも私が行った仕事の結果に生まれた一つのアイディアです。YouTubeに私がコンテンツを作った仕事の一つがあります。ここで人々に影響を与えて、彼らの生活にいくらか変化をもたらした時に私は実際に、インフルエンサーとなります。


-フォロワーの大多数は、好んであなたの事をフォローしています。ですが、テレビの時代では事はそのようには運びませんでした。これは、非常に有り難い事であるに違いません。この観点からフォロワー達とあなたが作り上げた関係についてはどのように考えていますか?

現在YouTubeチャンネルに600万近いチャンネル登録者がいます。あなたが仰ったようにこれは彼らが好んだからです。時々、彼らと私は直接に対話をします。この対話は私の事を本当に驚かせます。もし、その全てに私が関心を払う事が出来たのであれば・・・しかしながら全てに関心を払う事が出来なければ、私も、とても恥ずかしく思います。そのためにこれをたった幾つかの単語で表現するということは私にはとても難しいです。とにかく説明するのが簡単ではない、激しい感覚です。

-ちょうどこのポイントで世界で初めて製作された「eスポーツ」映画である『クールなゲーム』について、恐らくお話しするところとなりました。現在またフォロワー達が映画館に行き貴方を観ることでしょう。これはどのような感覚なのでしょうそして映画にはあなたはどのようにして参加することになったのでしょう、伺ってみたいと思います。

映画に参加するのはかなり早く進みました。シナリオを読むやいなや世界で初めて製作される「eスポーツ」映画であるという事、またそのテーマも本当に信じられないほど私の関心を引いたのです。よいクリューが一堂に介したためにもプロジェクトに参加したく思ったのです。「まったくこんな人達と一緒になれるのは幸運なことだ。」と呟くような仕事でした。


映画を鑑賞する人たちが後悔する事はないだろうというのは確信しています。なぜなら、何よりもまず、この映画は“初”なのです。「eスポーツ」がこれほど盛り上がりを見せている中、この映画が製作されるという事、それ自体が一つのサクセスストーリーでありえます。

-映画からも言及しましょう。あなたは一体どのようなキャラクターを演じてるのでしょうか、観客はどのようなオルクンと映画を待ち望んでいるのでしょうか?

まずこの事をお伝えしなければなりませんが、映画を鑑賞する人々はオルクンを待ちのぞんではいません。全く別の人物、キャラクターがそこにいるのです。映画では彼らはバトゥを観るのです。『クールなゲーム』の「5人の似てない奴ら」という名前の「eスポーツ」チームのキャプテンであるバトゥはメンバーに部外者らが参加したことによってキャプテンの地位を失ってしまいます。しかしながらメンバーとなること、チームの精神を学びます。でも、続きはネタバレになってしまいますからここまで!

-かなり多くのテーマでビデオや、シリーズを撮影していますね。テーマをはっきりさせる時はどのような類のクライテリアによって活動しているのですか?

時々、私はトレンドをフォローしています、時にはトレンドを生み出すという考えでビデオのアイディアを明確にしています。しかしまずいつも私がやりたいと思ったのは、撮影するときに楽しいコンテンツであるという事です。

-他の多くの人々と比べるとディシプリンがあるという事、更にあなたはお仕事に真剣に取り組んでいるという事を感じさせます。しかしながら結局のところルール、シフトがはっきりしない仕事をしているのですね。あなたは一日はどのように過ごすのでしょうか、朝は出社といった感じで家から出て、夜はこれで切り上げだ!という感じではないかもしれませんが、貴方にはどのような仕事のシステムがあるのでしょうか?

一日は早くに始めます。撮影、打ち合わせといったところです。全てはプランに沿っているのでそのルートを外れないように努めます。いかなるミスもおこらないように私に出来る限りの事を行います、同様の形でも何か過ちが起これば解決するために何が必要かといえば・・・そうです、ルールやシフトはありませんしかし私が明示するレイアウトがあるのです。

-あなたは数多くの、新しいコンテンツを生産する必要があります。フォロワーの期待は常に増していきます。この意味で貴方は一体何から糧を得ているのですか?

私はグローバルなトレンドをフォローしています。それ以外にも実際のところ私のフォロワーたちが私に糧をもたらします。彼らが私のビデオや、写真、行ったコメントを重視してビデオのアイディアを生み出すことが出来ます。私の人生における人々も大抵クリエイティビティが高い人たちであるため、私たちの間で行ったおしゃべりからビデオのアイディアを生み出す事が出来ます。まるで私たちのおしゃべりに人々を招待しているかのようなのです。

私の人生における人々も大抵クリエイティビティが高い人たちであるため、私たちの間で行ったおしゃべりからビデオのアイディアを生み出す事が出来ます。まるで私たちのおしゃべりに人々を招待しているかのようなのです。


-あなたの仕事はまた一方でストレスを感じる側面もあるはずです。常にレベルの高い、さらにレベルの高いパフォーマンスや、多くのイイねの数、登録者の数に到達しなければならないというプレッシャーです。あなたはこのようなプレッシャーを感じていますでしょうか、そしてどのように対処していますか?

この仕事によってお金を稼ぎ始めた初めの頃以来、このような不安がありました。しかしながら、その後でこの私のした事が、私が楽しんだ事に対して害を与えるようになったと分かりました。そのためにこのように考え始めたのです。「この人たちは私の事を私であるために愛してくれている、好いていてくれる、フォローしてくれている。私が楽しめないような事は何もしないでいなければならない。」この考え方をモノにしてからというもの実際に私の国における圧力というのは、少しばかりですが軽減しました。更に、ある時間内にコンテンツを仕上げるという圧力が高いという事も言えます、なぜなら私は一週間に3日ビデオをアップロードしようとしているからです、そしてこのスタンダードをフォローさせる事は大変に難しいです。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:45692 )