サウジアラビア:カショギ氏の息子は当局による捜査を信頼
2018年11月05日付 al-Hayat 紙


■カショギ氏の息子2人「我々はサルマーン国王が命じた捜査を信頼する。父の事件を政治的に利用することを拒否する。」

【リヤド:本紙】

サウジのジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏の息子であるサラーフ氏とアブドゥッラー氏は、サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王が彼らの父が死亡したことをうけ命じた捜査の信頼性を信じていると強調した。

サラーフ氏は昨日(11月4日)、アメリカの「CNN」チャンネルとの話の中で、「国王は、本件に関与した全ての者は裁かれると強調した。私はそのことを信じるし、そうなるだろう。そうでなければ、サウジ当局は国内捜査を開始しなかったはずだ」と述べた。

また同氏は、同氏の兄弟であるアブドゥッラー氏とともに、父の死後に初めて語った話の中で、サウジの関係当局が行っている捜査を信頼していると表明した。特に、サルマーン国王が同氏に対して「本件に関与したものは裁かれる」と確認したことを引き合いに信頼を示した。国王を信頼しているのかという質問への返答として、同氏は「そうだ」と答えた。

サラーフ氏とアブドゥッラー氏は、一部の当局による父親の事件の政治化を拒否すると強調した。これらの当局は、自らの目的のために本件の利用を画策したという。また両名は、「父はサウジに反体していなかった。むしろ穏健派であった。そして国を愛し、国の可能性を信じていた。父は他人と異なる所を持っているのと同じように、皆と共通の価値観を持っていた」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:藤木郁理 )
( 記事ID:45693 )